NIPPON OPEN 2006 OPEN 2006
開催日: 2006年2月22日(水)〜26日(日)

ニュージーランド、オーストラリア、ヨーロッパ、日本、アメリカで行われる世界最大のスノーボードイベント、『オープンスノーボードチャンピオンシップス』。その日本で行われる『NIPPON OPEN 2006 SNOWBOARDING CHAMPIONSHIPS』が2006年2月22日(水)から26日(日)まで、福島県・アルツ磐梯リゾートにおいて開催された。

Men's Super Pipe Final

石原崇裕6名のアメリカ勢、そして10名の日本勢の争いとなった男子スーパーパイプファイナル。ファイナリスト16名が3本のランに挑む48通りのスーパーパフォーマンスが会場を沸かせました。

トリノオリンピック日本代表中井孝治は1本目にハーカンフリップ→FS900→高さのあるマックツイストと繋ぎ最後にFS1080に挑みますがランディング失敗。結局2,3本目もスピン後のランディングが決まらず、1本目のスコアが採用され14位に終わりました。

ギャラリーを見方に付け力を発揮していたのは中山悠也でした。2本目の特大のスタイルのあるBSインディ→ユウヤフリップと呼ばれる540→BS540→FS900→トゥフェイキーのランがしっかりと決まり、自身最高の6位に入りました。

安定したランを続けセミファイナルを1位で通過し期待が高まる石原崇裕は、1本目、2本目とも400オーバーのスコアを叩き出します。特により高さを出した2本目のランでは、ハーカンフリップ→特大でスローローテーションのFS540→アーリーチャックフリップ→FS720→SW900で会場を沸かせ425点をマーク。3位で念願のNIPPON OPEN表彰台に立ちました。

2位に入ったのはアメリカのKeir Dillon。1本目に見せた、どデカいFSリーングラブ→アッパーデッキ→公開練習から果敢にトライしていたFS1080→ハーカンフリップ→FSノーズグラブのランが440のハイスコアをゲット。様々なスノーボードイベントの表彰台の常連として知られるKeirが、NIPPON OPENで初めて表彰台に立つこととなりました。

5位以上が400以上のスコアをマークするハイレベルな争いを制し、13人目のチャンピオンに輝いたのはアメリカの17歳Danny Davis。両スタンスでのBS900やアーリーチャックフリップなど豊富なトリックを自在に操り、3本のラン全てで400以上のスコアを叩き出すという安定感を見せます。中でも3本目には500点満点中481点という驚異的なスコアを記録します。いきなりのFS1080→Cab1080(しかもスピン中に体を反らしながら独特の回転)の1080コンボから、続いてFS900&BS900の900コンボ、最後にスタイリッシュなFSリーングラブで渋く締めくくるルーティーンで他を圧倒。優勝賞金20,000ドルを手にしました。

Men’s SHP Final 表彰台Men's SHP Final Results
1. Danny Davis USA
2. Keir Dillon USA
3. Takahiro Ishihara JPN
4. Louie Vito USA
5. Kevin Pearce USA
6. Yuya Nakayama JPN
7. Hiroki Suwa JPN
8. Luke Mitrani USA
9. KOJIRO- JPN
10. Shuji Ito JPN
11. Takayuki Nishizawa JPN
12. Itaru Fujinuma JPN
13. Masatake Yamamoto JPN
14. Takaharu Nakai JPN
15. Wyatt Caldwell USA
16. MASAOMI JPN



Women's Super Pipe Final

この日最も高さを出していた中島志保のBSエアー。 安定したライディングを見せる前日のセミファイナルの1位Elina Hight、2位の中島志保、3位の山岡聡子にDoriane Vidal、朝妻純子、田村弥生らがどこまで順位を伸ばせるかが見所となった女子SHPファイナル。

スタート時の花火と共に、まずは最初のライダー朝妻純子が飛び出します。高いバックサイドエアーを武器にX-gamesなどで活躍する朝妻ですが、得意のマックツイストがこの日は決まらず7位に終わります。

トリノオリンピック日本人最高位の中島志保は高さのあるBSエアーからグラブをしっかり入れたFS540→FSエアー→FS720→Cab360と繋ぐ得意のルーティーンで1位の座を狙いますが、ランディングの細かいミスが重なり5位と順位を落としてしまいます。

前日の7位から大きく順位を上げたのは田村弥生。2本目に見せたBSメソッド→FS540→アッパーデッキ→FS720→Cab360のミスの無いルーティーンが評価され4位に入りました。

セミファイナルを1位で通過したElina HightはBSメソッド→FS900→BS540→FS720というさすがのルーティーンを披露するも前日よりも高さを欠き、ジャッジの評価を得られず3位に終わりました。

2本目にFS900にトライするなど、NIPPON OPEN2度目のチャンピオンに意欲を見せていたDoriane Vidal。結局スピンを720に抑えたBSメソッド→FS720→Cab360→アーリーウープインディ→BSテイルの3本目のランが評価され2位に入りました。

チャンピオンに輝いたのは山岡聡子。BSインディー→高さのあるアッパーデッキ→FS540→BS540→FS720と高さ、グラブ、完成度において高い評価を得た3本目が430のハイスコアをゲットし、日本人女子として初めてNIPPON OPENチャンピオンの座につきました。

Women’s SHP Final 表彰台Women’s SHP Final Results
1. Soko Yamaoka JPN
2. Doriane Vidal FRA
3. Elina Hight USA
4. Yayoi Tamura JPN
5. Shiho Nakashima JPN
6. Asuko Miyake JPN
7. Junko Asazuma JPN
8. Masako Takehashi JPN








RAILJAM

その会場に集まったギャラリーがジャッジに参加するNIPPON OPENのRAILJAM。

選ばれたジャッジの好みを瞬時に見分け、彼らの好むトリックをどれだけタイミング良くメイクできるかがポイントとなりました。

スーパーパイプでも解説を務めたライオ、Transworld Snowboarding Japan編集長野上大介氏らプロの目も加わった10名が30枚づつ持つジャッジペーパーを、より多くゲットしたライダーたった1人がその夜のチャンピオンに輝きます。気持ちの良い音楽が流れる中、ライトアップされた特設レイルを舞台にライダー達の熱い擦りバトルが繰り広げられました。

Wyatt Caldwell セッションにはウーメンズライダーも参加。田中幸、天池いずみ、高橋博美、Natasza Zurekらがフルスピードでレイルに突っ込みます。ウーメンズライダーの中で玄人好みのスタイルを魅せていたのはJamie Anderson。ジャッジアピールが足らず、あまり票を集めることは出来ませんでしたが、目の肥えたギャラリー達を唸らせていました。

JT、山口睦生、小西隆文、石川敦士、遠藤義明、植村能成ら日本のジバー達、そしてWyatt Caldwell、Jens Anselstetter、Louie Vito、Kevin Pearce、Luke Mitrani、Danny Davisら勢いのある若手海外勢が火花を散らす45分間のバトルの中、最も多く票を集めたWyatt Caldwellが賞金3,000ドルを手にしました。

Wyattのウイニングランの後、磐梯の夜空に冬の花火が乱れ咲きます。その後ナイトパーティーへと続き、4日目のNIPPON OPENは最終日に備えて幕を閉じました。

Men's Rial Jam Finals
1. Wyatt Caldwell USA



KIDSJAM

キッズライダーSHPを制したDanny Davisやトリノ代表の國母和宏は17歳。バンクーバーの星を目指し、日本中の精鋭キッズが集まりました。

年を追うごとに人気を増し、あっという間に定員に達してしまった今年のKIDSJAM。ジャッジにライオ、吉川由里、橋本通代の3名を迎え、5歳から15歳の男女46名が、大人と同じスーパーパイプで暴れまわりました。

日本のスノーボードシーンをこれから引っ張っていくであろう今回の参加者達は、年齢、男女による差はあるものの、果敢なアタックはギャラリーを驚かせます。しっかりとしたパンピング、スムーズなドロップイン、そしてFS540やさらにはBS720へのトライまで飛び出していました。

ジャッジ泣かせのレベルの高い争いを制し、見事KIDSJAMチャンピオンに輝いたのはササキショウタ君、2位にはタク君、3位にはサトウナツキ君が入りました。

KIDS JAMKids Jam Finals
1. Shota Sasaki JPN
2. TAKU JPN
3. Natsuki Sato JPN
4. [ライオ賞] Kevin Koo USA
4. [橋本ミッチャン賞] TAKUMI JPN
4. [吉川由里賞] Rinka Itabashi JPN

NIPPON OPEN 公式サイト