今大会のパイプは、世界的なパイプデザイナーたことで、そのデカさは半端じゃない!まさにスーパーパイプ! そんな舞台が用意された今年のNIPPON OPEN。

男子ハーフパイプは出場全選手をA HEATからD HEATまで4グループ(各26名前後)に分け、上位6名ずつが翌日のセミファイナルに進め、そこで残った12名がファイナルで優勝を争うと言う訳だ。

2/10(土)ハーフパイプ予選
(天気:午前中は天気が良かったが、午後からは雪)

[A HEAT]
パイプの様子を確かめるようにドロップインする選手達。中でもひときわ輝いていたのは、
神様テリエ・ハーコンセンと長野五輪のゴールドメダリスト、ジアン・シメン。

Terje Haakonsen.

ため息にも似た歓声があがる中、テリエはダブルオーバーヘッド級の高いエアーから音がしなかったんじゃないの?
と思える程スムーズなランディング、すでに次のバーチカルへ向けて加速して行く・・・。
まさに流れるようなライディングを披露していた。

Xavier Hoffman.

ザビエル・ホフマンはルーティンの最後に大きな900°を決めてきました。

Gian Simmen.

「天気が良くて気持ちよく滑る事が出来たよ。このまま明日もコンディションが良ければいいね。
パイプも綺麗で最高だよ。」とシメン。

A HEAT Results:
1.Xavier Hoffman
2.Terje Haakonsen
3.Gian Simmen
4.露崎 訓史
5.Quentin Robbins
6.風間 正輝


[B HEAT]
一番人気はX-Game帰りのRIO。試合だと言うのにサイン攻撃に遭ってましたが、
このあたりはもう少しファンサイドでも遠慮してあげたいもんだね。
そして、4-SNOW BOARDERS一押し!

ハーフパイプ世界ランキング3位のギョーム・モリセットは当然のトップ通過。
彼は昨年度US OPEN優勝でいきなりメジャーデビューを果たしたアップカマーだが、
すでに本場ライダー達にもリスペクトされる存在にまで成長していた。

Rio TAHARA.

先日アメリカで行われたX-Gameでは19位と残念な結果で終わってしまったが、
その雪辱を晴らすかのように高いエアー、ライオロデオもしっかりと決めて予選通過。

「X-Gameの時よりは痛みは引いたけど、痛み止め飲まないとやってられないんだよね。」とRio。
膝の怪我はまだ治っていないらしく、この日もギプスで固定しての登場。

「僕が滑っている時は良い状態だったんですけど、今は(コンディションが)厳しくなって来てますね。
ヒートごとに分かれているから条件はみんな一緒なんで、その中でいかに6人に残るかになりますね。
ギョーム・モリセット、アスペン、これから滑るダニエル・フランクなど世界のライダーがターゲットです。」

Guillaume Morisset.

1本目は途中でランディングを失敗して転んでしまったが、
2本目はスピントリックを多めに入れたルーティンをしっかりと決め、トップで通過。

来年のモデルのSalomonの板は間に合わなかったらしく、使い込んだ今年モデルのシークエンスを使用していた。
また、その2本目のライディングはなんと!4-SNOW BOARDERSオリジナルステッカーを貼っての登場!
日本に来たのは初めてと言うギョーム。ライダーミーティングすら欠席して石打の夜を満喫すると言うはしゃぎぶり。

B HEAT Reaults:
1.Guillaume Morisset
2.田原Rio
3.Aspen Arvesen
4.Heikki Sorsa
5.鈴木 拓己
6.小久保 かずひろ

[C HEAT]
ここのグループは比較的に日本人選手が多く参加していました。

Masakazu FUKUYAMA.

残念ながら調子がイマイチ上がらなかった福山正和選手は予選敗退。

Takashi NISHIDA.

風邪で前日まで出場を止めようか悩んだという西田 崇。
無理をおしての出場でしたがそんな事も感じさせないライディングを披露してくれたのはさすが。
「調子はまぁまぁ。パイプは綺麗だね。こんなパイプで滑った事のないくらい大きくて綺麗だったね。」

C HEAT Results:
1.Frederik Kalbermatten
2.大平 修
3.Dani Costandache
4.西田 崇
5.Dylan Butt
6.竹野 大介


[D HEAT]
このグループは天才青少年ショーン・ホワイトと伝説の男ダニエル・フランクの登場。
事前の情報では二人の参加は予定されていなかった為、本当に来てるのか半信半疑だったけど、いたっ!いましたよ!

Daniel Franck Shaun White

ダニエルは練習からすでにアドレナリン全開でブッ飛び、
これらビッグネームを日本の若き天才ライダー中井孝治が、
日本人有名ライダー達も一目置く「高い高いエアー!」で迎え撃つ展開。
フィニッシュ近くの開いたパイプでも鬼の高さでエアーを繰り出したダニエルがトップ通過。

D HEAT Results:
1.Daniel Franck
2.Shaun White
3.Marcel Hitz
4.中井 孝治
5.Klas Vangen
6.Mathieu Jastafre


2/11(日)ハーフパイプ決勝(天気:大雪)

大雪に加え濃霧という悪天候の為セミファイナルはなんとか行われたが、ファイナルは中止となり、
結局セミファイナルの結果がそのままファイナルの結果となり終了。
ファイナルを視野に入れて調整していた選手達にとっては、まさに運に見放された結果となってしまい残念。

Final Results
男子:
1位:Gian Simmen
2位:Xavier Hoffman
3位:Daniel Franck
4位:田原Rio
5位:Aspen Arvesen
6位:Guillaume Morisset
7位:Shaun White
8位:Terje Haakonsen
9位:Heikki Sorsa
10位:Frederik Kalbermatten
11位:中井 孝治
12位:鈴木 拓己
   女子:
1位:Stine Brun Kjeldaas
2位:Pauline Richon
3位:橋本 通代
4位:Kjersti Oestgaard Buaas
5位:Doriane Vidal
6位:Christal Thoresen
7位:Nici Pederzolli
8位:Tanja Baumgartner
9位:太谷 美果
10位:Minnna Hesso
11位:Daniela Roth
12位:Lisa Quirici

男子優勝は、さすがジャン・シメン!長野オリンピック金メダルは伊達じゃない!
高いエアー、デカい技。群を抜く高い技術は折り紙付き。
しかも常に成長し続けている選手で、一気にメジャー化するであろう要注目選手です。
女子優勝のスティーネは今季に出場している大会は全て優勝していると言うつわもの!



そして大雪の中での表彰式となりました。

以上、初の公式レポートでした。
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