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インタビュー

小澤"oza"裕介 Interview by SNOW STYLE

02'11月号のSNOW STYLE誌の特集:「SNOISE」 - HIP HOP DON'T -
にてHEAVY SNOWkerのボス、ozaのインタビューが掲載された。
文字制限のある中での掲載だったので、ここでは編集前のオリジナルで全文を紹介しちゃおう。

イベントを主催するほどのパンク&スノーボード好き。そもそも「何でスノーボードにパンクなの?」
こだわりと理由、そしてルーツにまで話は及ぶ.....




語り手_小澤"oza"裕介。
神奈川県厚木市出身在住。
パンクとスノーボードをキーワードにイベント「雪板パンクNight」を主催する、
スノーボード・ウェブサイト・マガジン、HEAVY SNOWkerのボスであり、
カナダ・ケベックを拠点とするスノーボード・ビデオ・プロダクション、Kamikaze Filmsのクルーをも務める。
8年くらい前にパンクをメインBGMにしたビデオ「deuce」との出会いによってバンドも始めたという筋金入りのパンク好き。
今年も雪板パンクナイトは、もちろん開催! 詳細は、www.heavysnowker.comまで。
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やっぱり、スノーボードビデオにパンクを使ってるのって多いと思うんですよ。
一番最初に買ったビデオも「deuce」(1994年 Rap Productions製作)で、そこにFACE TO FACEとかが使われてて、
すっごいやられたのを覚えてますね。
あのビデオがすっごい好きで、オープニングでバックフリップとかしてるのが衝撃的な、まだそういう時代で(笑)
もう何度も見て、聴いてましたね。


「deuce」 by Rap Productions.

あの頃ってすごくパンクが出てきた時で、「メロコアってイイなぁ」って思って、
元々自分がメロコアバンドを始めたのも、そのビデオの影響からなんです。
ビデオのクレジットを見てバンド名を知ってCDを買いあさってましたから(笑)そんで友達集めてこんなバンドやろう!みたいな。

ちなみにNO END WHYとはその頃からのバンド仲間だったりします。
彼らは僕の凄く好きなバンドの一つで、一緒にライブをやらない時でもよく見に行ってましたよ。
どんどん有名になっていっちゃいましたけど(笑)


「DECADE」,
「SIMPLE PLEASURE」,
「STOMPIN' GROUNDS」 by Mack Dawg Productions.


色々ビデオは見ましたけど、どれもイマイチで、最近では「DECADE」が特に良かったですかね。
Mack Dawg Productionsだとその前の「Simple Pleasure」とか、「Stomping Grounds」も最高です。
何が良いって、映像が良いのは勿論の事、UNWRITTEN LAWとかGOOD RIDANCE、
LAG WAGONとか流れてて、音楽もすっごくイイんですよ。

やっぱ、アレを見てるとスノーボードの勢いにパンクの勢いが交ざり合った出来になってますよね。今でもノリノリで見れますからね。
あのビデオが爆発的に売れた理由の一つに音楽も関係してると個人的には思ってます。

「Simple〜」なんてオープニングから脳汁出まくりましたから(笑)
あとの「Technical Difficulties」なるとヒップホップとか使われるようになってきて、
映像は凄くてもなんか繰り返して見るほどのビデオじゃなかったですね。
そう言った意味では、自分的にパンクが使われてないビデオだとノリきれないんですよ。感情が入っていかないというか・・・。

ビデオをパンクで見てるからこそ、ゲレンデに向う長時間のドライブでも疲れに負けず、高いモチベーションを保てますね。
「いつもの2倍、3倍、ボリュームをアップしていく」っていう。
ベルが鳴ったらエサだと思って舌を出すパドロフの犬じゃないけど、パンクを聞くとスノーボードのライディング映像を思い出すみたいな(笑)
「家に着くまでが遠足」っていいますけど、「家に着くまでがスノーボード」ってことで、
行きも帰りもパンク全開でノリノリのスノーボーダー、結構いるんじゃないですかね。


NO END WHY.

僕らがイベントをやるにあたって、メジャーなバンドを呼んでも、スノーボーダーが集まらないと意味がないんですよ。
だからスノーボードを知らないただのバンドキッズが集まらないように「スノーボーダーを集める」っていうことに気を使いますね。
普段ライブハウスに足を運ばないスノーボーダーにライブの良さ、楽しさ、
こんなカッコ良いバンドがスノーボードを裏で支えているんだぞって知ってもらいたいですから。

東京ドームで開催しているX-TRAIL JAMとかなんて去年のケースだとRIZEだけを見に来ているお客さんもたくさんいましたね。
それだけ見てスノーボードは見ずに帰るみたいな。
そうじゃなくて、なんでコラボしているイベントをやっているのかって主旨を解って欲しいですね「雪板パンクNight」に関しては。

それと誰もが経験あると思うのですが、せっかくスノーのイベントに行ったのに、ライダー達がステージから投げてる物を取れなくって、
手ぶらで帰るのってなんか寂しいですよね(笑)
なるべく多くの人に手ぶらじゃなく何か持って帰って欲しい、だから協賛ブランドも多く集めてるんですよ。
イベントのフライヤーもスノーブランドのロゴがたくさんあると一目見てスノーボードイベントだって解りますしね。
本当はバンドのライブがメインなのに、「これはスノーボードのイベントなんだ!」って感じで。


MONKEY PIRATES.

メジャーと違ってだいたいは名前も顔も広くは知られてないインディーズのバンドなんですけど、
ライブを生で見るなんて初めてっていうお客さんがほとんどで、みんな楽しんで帰ってくれてます。
「ライブの楽しさを知りました!」とか、「曲は知ってたけどどんなバンドか初めて知りました!」とか、
「このイベント以外でもまた近くでライブがあったら見に行きます!」とかスノーボーダーの声を聞くとイベントやって良かったなぁって。

出演してくれているバンドさんにとっても、スノーボーダーで埋まっているライブハウスで演奏する機会なんて普段無いじゃないですか。
こっちの主旨を解ってもらえて、喜んで協力してくれているのにはありがたいですし、
逆にバンドさんの方から出たいって言ってもらえたりするのには嬉しいですよね。

お客さんはスノーボードに行く感覚でグループでも来てくれるから、男3人女2人とか、女性率も高かったりするんです。
ライブを見るのにバンドキッズが客席を埋めてるんじゃなくてスノーブランドのTシャツを着たスノーボーダー達が客席を埋めている。
正にこんなイベントをやりたかったんですよ。

お客さんも出演者もスタッフも、音楽とスノーボードに満喫。
ビジネス関係無く基本的には「遊び」ですからスノーボードもこのイベントも。
みんなで楽しもう!って事で。
それがこのイベントを開催するにあたってのゴールでもありますから。



【雪板パンクNight vol.2】
2002年11月9日(土) 原宿アストロホールにて開催!
詳しくは公式サイト www.heavysnowker.com/punknight/ まで。