マックス・ジェンクにメールにてインタビューを行った。
どんな返答文が返ってくるのか多少の不安もありつつ・・・何故なら彼はあの悪ガキ集団(?)“Wildcats”のメンバーでもあるからだ。

しかしながらそんな不安を吹き飛ばしてくれるかのように、一問一答、丁寧な答えを返してくれたぞ。

基本的な質問からendeavorを立ち上げるに至るまでの経緯などについても聞いてみたのでチェックしてちょーだい。
(注意:このインタビューの収録は2002年8月3日に行われました。)


Max Jenke. Photo: ScottSerfas.com

誕生日は?

 - 1979年2月23日

出身地は?

 - カナダ・ブリティッシュコロンビア州・バンクーバー

ボードのスタンスはレギュラー?グーフィ?

 - レギュラー

スタンス幅は?

 - 22.5インチ

アングルは?

 - 前+15、後ろ-10

スノーボードを始めたのは何歳の頃?

 - 14歳

幼少期はどんな子供だった?

 - 両親はオレのことを“little shit”(クソガキ)って呼んでたんだ。小僧だったからね。最初の子供だったってのもあって、いつも好き勝手やってたよ。今日の今でも小僧みたいなもんだけどね!

スノーボードを始めたきっかけは何?

 - 学校の友達がみんなウィスラーでスキーをしてたから、週末は自分もみんなと行きたかった。クソみたいなスキーヤーとは一緒にされたくなかったから、新しくてもっと面白そうだったから始めたんだ。

その頃、誰と一緒に滑ってたの?

 - 学校の友達と。ただの週末ボーダーだったから。そしてOptionだったロブ・ダウと、ウィスラーで会ったディオン・デルサーレと滑り始めた。その後は仲間がデヴァン・ウォルシュとか、今でも一緒に滑っている他の仲間たちを紹介してくれたんだ。

当時、影響を受けたライダーは?

 - 最初に衝撃だったのはクレイグ・ケリー。オレが13歳のときスキーショーで直筆サインをもらったことを覚えている。その後はマーク・モリセットや、ローン・ロジャース、デイル・リバーグなどのライダー達。

プロライダーになろうと思ったきっかけは何?いつ頃プロを意識するようになったの?

 - スポンサーが付くことはいつだって夢だったよ。キッズならみんな夢みることさ。雑誌で取り上げられ、タダで服も貰える、とかね。オレはスポンサーをしてくれる会社がオレに、そのレベルになるよう望んだから、プロになったのさ。ある日の決断でプロになったんじゃなくて、徐々に成長した先がプロっていうところに到達しただけさ。

初めてのスポンサーはどこ?

 - Option Snowboards

プロライダーになって良かった事、辛かった事は?

 - どんなレベルにおいてでも、プロフェッショナルである以上、良い事と悪い事がある。スノーボードのプロであるなら、タダで製品が手に入るし、雑誌に広告が載るし、会社の方針に影響も与える。それに素晴らしい経験もするさ(世界中をスノーボードで旅するようなね。)悪い事は、プレッシャーのなかで滑らなければならないこと、一年中冬が続くこと、それとケガ、ケガ、ケガがね!

スノーボードで、今まででした大きなケガは何?何故それは起こったの?

 - 同じ膝の靭帯を3回も切ってしまったこと。その全てがランディング時にフラット落ちをたくさんしすぎちゃって。こんなに何回も繰り返したら本当に膝が壊れちまうよ!

自己ベストな大会成績は?

 - 大会は自分にとってあまり重要じゃないから解らないなぁ。確か、Jr. World Championshipsのハーフパイプで9位だったかな。

冬の間は主にどこでスノーボードしてるの?

 - 主にバンクーバーとウィスラーをベースにしてる。ウィスラーはマウント・シーモアやグルースのように地元の山だしね。

夏の間は何してるの?

 - 夏の間は、ヨーロッパに旅行へ行ったり、Paavo(パボ・ティッカネン)とブラブラしてるよ。スノーボードを少しやったり、酒を飲みまくってたり。今年の夏はオレの彼女が住んでいるニュージーランドに行ってそれから中国とバリに旅行したよ。

オフは何してるの?

 - ENDEAVORを立ち上げてからは、時間があればその事ばっかりだね。

主に誰と一緒に滑ってるの?

 - たいていはウィスラーのルームメイト、TriniやJon達か、ワイルドキャットと滑ってるね。

続いてendeavorについて聞きたいんだけど・・・。Random Snowboardsを離れ、World Industriesと契約し、知らぬ間にLogic Snowboardsに乗っていた。endeavor発足までの経緯を教えてよ。

 - World(Industries)がスノープログラムから手を引いた時、オレはどうしたら良いのか解らなかった。魅力的なスポンサーは無かったし、オレと同じ考えの会社はなかった。ロブ・ダウや友達の何人かがオレにアイデアをくれたんだ。自分達のスノーボード・カンパニーを持つって夢を現実にするね。

Endeavorって名前に決めた理由は?

 - オレ達のクリエイティブ・ディレクター、ランディ・ロスが名付けの親さ。辞書の中の意味では、「何かを成し遂げるまじめな努力。」ってなっている。それは正にオレ達がやっている事、このクレイジーな業界でスノーボード・カンパニーを立ち上げようっていうね。

カナディアン・スーパーモデルのNoot Seearがグラフィックにされているけど?いきさつは?
(詳しくはSBJレポートへ)

 - 評判が良かったんだ。オレが思うに美しい女性がボードに描かれてるのってみんな好きだろ。昔Cody Dresserが Evol Boards でやっていたのと同じことだよ。グラフィックに今時のスーパーモデルを使うことで、スノーボード業界以外の人にももっと知ってもらう為でもあったんだ。こういうボードのコレクターが出てくるかもよ!?

日本には何回来てるの?

 - 3回行ったよ。最初はNorthweaveの奴らと北の島、札幌国際へ。2回目はDubの奴らと本州へ、アクシオムやハイツとかね。一番最近はワイルドキャッツと行って、白馬で少し遊んだ以外は前とだいたい同じ感じ。

日本の何が好き?

 - 食べ物。日本食だけでも生きていけるよ。ハイツのパークはいつも好きで、超楽しいね!東京も同じように凄く楽しい。日本語を話せるように勉強したいよ。

今度発売のビデオで、出演しているのは?

 - 「Nine Lives」ってワイルドキャットのビデオ。

現在のスポンサーを全て教えて。

 - Endeavor, Dub, Iris, Drop, Northwave, Drake, Wildcats, the Boardroom

最後に日本のスノーボーダーにメッセージを。

 - 「V.F.C.」 Visual Focus Conquer. (訳:目の前の物事に集中し勝利を手にしろ。目の前の物事から片付けていけ。などのような意味合い)この言葉は友達のZachがオレにくれたんだ。毎日心強いよ。特にスノーボードではね。



Max Jenke. Photo: ScottSerfas.com

イメージと違ってとてもナイスガイなマックス。今度日本に来たら是非とも直接会ってまたインタビューを取りたいぞ。Endeavorとマックス、今後のさらなる活躍に期待!

Thanks a lot, Max!