「411 Snow No.5」 by 411 media。
今回は初のDVDレポートである。
昨シーズンからVHSとDVD両方で作品をリリースする傾向はあったものの、本格的にDVDがリリースされ始めたのは今シーズンからである。
02-03シーズンの今、スノーボードビデオの出荷数は6:4でVHSビデオの方が多いらしいが、これは小売店側でこれほどDVD作品に対する需要があると読み切れなかったことによるものらしく、来季はこの比率は逆転するものと思われる。
また、一般的な映画や音楽モノと違って、スロー再生や繰り返し同じシーンを見る場合が多いスノーボード作品では、DVDと言う媒体はうってつけだと思うし、特に今回紹介する411snowのようなビデオマガジン的作品はDVD向きだと思う訳である。
・・・実に綺麗にまとめたところで肝心の411の紹介。
作りは相変わらずの411スタイル。
黙々とカッコいいシーンをつないだchaosと呼ばれるパート(1&2)にVans Triple Crownや、SANTACRUZチームのロードトリップ、Boarding for Breast Cancer、Southshore soldiers snowboard campなどの様子を織りまぜつつ、今回のメインパートではTemple CumminsのバックカントリーライディングやニューカマーのHeath Lillie、Dave Downingの1日などを紹介している。
シーン的には大会の様子は別として流行りのジブ中心の構成だが、Temple Cumminsのシーンでは空撮を多用し、雄大なロケーションでのバックカントリーボーディングをたっぷり見られるし、大会のシーンも誰が勝ったかよりも「ひたすらカッコいいシーン」だけを見せようと作られていて、とにかく飽きさせない作りである。
DVDならではのボーナストラックでは本編で使用されなかったDave Downingのスノーサミットでの映像や、クラッシュシーンがいっぱいでお買得感もたっぷりである。ただchaosパートのノーカット映像は単に編集されていないだけでなく音楽もついていないため、これは辛い。やっぱりスノーボードと音楽は切り離せないと改めて感じる部分でもある。
そんな411の最新作、間違いなく買って損のない1本だ。個人的に一番印象に残ったのはオープニングで見せるJesse Foxのジブ、そして今や貴重となってしまった「動くPeter Line」、キレイなだけでなく独特のスタイルを出し始めたShaun Whiteかな。
是非とも自分の目で確かめていただきたい。
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