前回、第9回 「シーズン終わりのボードのメンテナンス&保管法 (その1)」からのつづき。

レイルにヒットしたりしてトップシートの先が剥がれたり、ノーズの先端が凹んだりするのはよくあること。シーズン終わりのこの際、こんな傷を比較的簡単に修理できるセルフリペア術を伝授しておこう。

DO IT YOURSELF! シーズンオフのボードリペア術

レイルにヒットしたりしてトップシートの先が剥がれたり、ノーズの先端が凹んだりするのはよくあること。シーズン終わりのこの際、こんな傷を比較的簡単に修理できるセルフリペア術を伝授しておこう。

トップシートのはくりを直す

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10cmは剥がれたノーズ付近のトップシートのはくりを直す

2

まずは傷口のまわりや中のゴミを、クリーナー等を使って落とす。一度傷口を合わせてみて浮くようであれば、中の芯材の木屑などを取り除いて、盛り上がらないようにする

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傷口の周りをマスキングテープ等で覆う。余った部分はノーズの形に合わせて切るが、滑走面に垂れた接着剤の受けとして、さらに一枚テープを貼るといい

4

貼り終えたら、はくりした傷口に沿って、カッターで切れ目を入れておく

5

作業時間の余裕を考え、30分ぐらいで硬化する接着剤がいいだろう。ベース面のはくりなどには、プラスチック用の接着剤が有効

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2つの薬剤を、説明書に書いてある分量で手早く混ぜる。足りないと問題なので、多少余裕のある量を作る

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傷口全てに完全に接着剤が行き渡るよう、たっぷりと塗布する

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はくりした部分を指で押さえて接着し、傷口の余分な接着剤をヘラで取り除く

9

サイドエッジ部分が浮き上がらないよう十分にテンションをかけた状態で、はくりした部分をガムテープで貼り付ける。

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クランプのテンションでトップシートが陥没しないために使う保護プレート。ここでは厚さ2ミリほどのアルミ板を仕様

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クランプは、安いものであれば500円を切る価格で購入可能。はくり部分が広範囲な場合は、それに応じてクランプの数も必要

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滑走面とトップシート側にそれぞれ保護プレートを挟んだ上で、クランプを使って接着部にテンションをかける。接着範囲が広い場合は、その分クランプの数を増やして全体にテンションをかける

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待機時間を多めに取り、完全に硬化してからクランプとテープを外す

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はみ出して固まっている余分な接着剤をカッター等で削ったら、さらに紙やすりをかけて接着部を仕上げる

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あれだけの大きなはくりも、きれいにリペア完了!

ノーズ先端の欠けた凹みをリペア

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衝突により欠けたノーズの先端を修理する

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まずは傷口とその周辺をクリーナー等できれいにしたら、周囲をマスキングテープでカバーする。滑走面側も忘れずに!

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パテが付きやすいように、荒れた傷口をカッターなどでスムーズに整える

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エポキシパテのみだと接着が悪いので、下地に瞬間接着剤を塗布する

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使用するエポキシ系パテ。必要な分だけちぎって使う

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パテを傷口に埋める。乾いたときに整形しやすいように、手に水をつけ、表面をスムーズにしんあがら形を整える

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指定された待機時間を越えて十分に硬化させる

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完全に硬化したらファイル等をかけて整えた後、最終的に紙やすりで表面を仕上げよう

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形が整ったら、プラカラーやペンなどで、トップシートと同じ色を付ける

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どこに傷があったか分からないくらいきれいに直った

オフ・シーズンのインドアスキー場用ワックス - COLUMN

マツモトワックス
INDOOR PESTE
カムイ系

カムイ御坂、竜ヶ崎向けのペーストタイプワックス。

マツモトワックス
INDOOR PASTE
スノーヴァ系

全国のスノーヴァ系に対応したペーストタイプワックス。

シーズン終了を迎え、今後行く人も多いだろうインドアスキー場に有効なワックスについて、最後に話しておこう。下地のベースワックスに、滑走ワックスを塗るやり方は、基本的に冬場と同じ。

各メーカーからは、様々なインドア用ワックスが発売されているが、ここではアイロンを使わず簡単に出来るマツモトワックス製のベースワックスを紹介。

現在国内には、竜ヶ崎やカムイ御坂のように水を原料に本物の雪を使っているところと、クルーバルのように高分子ポリマーを使用している2種類のフィールドがあるが、それらの雪質に商店を絞って開発されているのが大きな特徴。