ハロルド・ミヤモト氏ハロルド・ミヤモトのスノーボードコラム集

天才はどのようにして生まれるのだろう?

頭のいい両親から生まれて十分な教育を受ける事やろうか?しかし、世にいう2世は政治家にしろ役者にしろスポーツ選手にしろ凡庸な場合が多いし、エジソンなんかも学校の勉強はからっきしだめだったと言われている。

では天才の出現は座して待つより他に方法はないんやろうか?

いや、きっとかれらに共通する何かを見つければ天才の出現を解明できるかもしれない。と言うわけで今回ミヤモトは統計学的見地から、天才や秀才をするどく分析。そして彼等には共通するある法則があることを発見した。

フッ、フッ・・・本当の天才とはこの私のことかもしれない。

天才とは辞書によれば、一般の人の能力を超える個性的で創造的な能力をもった人の事とある。本来は優れた芸術家に対してのみ使かわれていたということやが、ご存じのように現在は様々なジャンルについても使われている。あるいはジャンルは違ってもそれぞれの分野でアートしている人が、天才といういい方が出来るかもしれない。

一般的には天才と秀才を同じような意味として使っているが、本来天才は生まれつきすぐれた才能の人であり、秀才は単にすぐれた才能をさして、それが生まれついてであろうが無かろうがそこの所は関係ないようである。ま、どちらかと言えば後天的な努力でもって才能を開花させたニュアンスが強い。

さて、そろそろ本題に入りたいが、みんなは天才といえば、だれを真っ先に思い浮かべるやろう? 一般的に言って、まあトーマス・エジソンやとか、スポーツならタイガー・ウッズにマイク・タイソンとか、はたまた日本人やと、北野武にテリー伊藤、武豊なんて名前が出てくるんではないやろうか。

そしてスノーボードの世界になると、まずテリエ・ハーコンセンやトッド・リチャーズらの名前があがるやろう。さて、ここまで読んで鋭い人はもうお気づきと思うが、じつはジャンルにとらわれずに、天才と呼ばれる人にはある法則が当てはまる。

それは天才には必ず苗字か名前のイニシャルがTで始まると言うことだ。TOMAS、TIGER、TYSON、TAKESHI、TERRY、TAKE、TERJE、TODD みーんなそうである。天才をローマ字読みすると「TENSAI」だからTが多いのやろうか、或いは単なる偶然だと思われるかもしれないが、しかし秀才はどうなのかという点に注目して見ると、なんとこちらも後で述べるが、圧倒的にSのイニシャルが多いのである。火星の人面岩と同じで、偶然でかたづけるにはあまりにも合致しすぎている。

具体的に見てみよう。ざっと挙げてみるが、たとえばお笑いの世界だと、テリー伊藤にタモリ、たけし、所ジョージ、立川談志、岡村隆史、片岡鶴太郎、高田文夫など天才お笑い芸人と呼ばれる人はほぼ間違いなくイニシャルにTが入っている。「松本人志には入っていないじゃないか」という人がいるかも知れないが、彼の場合はダウン・タウンにTが含まれるので問題はない。スポーツの世界では前出のマイク・タイソンにタイガー・ウッズ、武豊の他に、田村亮子、辰吉丈一郎、貴ノ花、高橋由伸。芸能の世界では高倉健、三船敏郎、吉田拓朗、天童よしみ、寺山修司、つかこうへい、小室哲也。他にもトーマス・エジソンに周富徳、筒井康隆、加納典明、田中角栄、鳥山あきら等々天才と言われる人は、例外なくTの文字が含まれることをおわかりいただけると思う。

スノーボードの世界もしかりで、田原勝也、露崎訓史といったJSBAプロツアーの1位2位の二人をはじめ、布施忠、武山香里、たけばかえこ、西田崇、高橋零、原田知美にテロ山本、海外でもテリエ・ハーコンセン、ティナ・バシッチ、ブライアン・シーン、ニコラ・トースト、タラ・ダキデス、テンプル・カミンズ、トム・バート、トッド・リチャーズなど、天才と呼ばれるライダーはみーんなTが付く。他にも西川たかし、竹内正則、玉井太郎、佐藤崇、滝久美子、寺田謙太郎、また懐かしいと言ったら怒られるかもしれないが、トム・シムスにダミアン・サンダース、田口勝郎あたりもそうである。

発見した私でさえあんまり当たっているので怖いぐらいである。

さて、では秀才はどうやろうか? 先ほど述べたとおりこちらは「S」のイニシャルが当てはまる。また人によっては、世の中からは天才と思われていたが、実は努力によってその才能を開花させた「秀才」だったのかと言うことも逆にわかる。

で、具体的には、お笑いでは明石屋さんま、志村けん、そのまんま東、林家三平、横山やすし、島田紳助、桂三枝、石橋貴明あたりで、スポーツになると見るからに秀才努力型が多くて、橋本聖子、王貞治、長島茂雄、アイルトン・セナ、衣笠祥雄、佐竹雅昭、新庄剛、サミー・ソーサー、鈴木イチローなどが挙げられる。他の分野では坂本龍一、スティーブン・ホーキング、アルバート・シュバイツァー、糸井重里、大竹しのぶ、篠山紀信、北島三郎、石ノ森正太郎、夏目漱石、椎名林檎、本田宗一郎、坂本龍馬、水木しげる、勝新太郎、佐藤栄作など枚挙にいとまがない。

スノーボードに目を移せば、ショーン・パーマー、ケビン・サンサローン、ブラッド・シュルツ、ジャン・シーメン、渡辺伸一、梶浦修治、渋谷謙、佐藤孝勅、上島しのぶ、八田早苗あたりがそうだろう。みんな秀才と呼ぶにふさわしいシブいタイプである。

さて、天才と秀才の法則を理解いただけたやろうか。他にTのイニシャルを持つ天才を発見したらぜひ教えて欲しい。またわしは天才やが別にイニシャルにTは入っていないぞという方がいらっしゃれば反論のお便りもお待ちしてます。

最後に一句。天才とかけて鉢植えのサボテンととく、その心はボンサイではありません。お後がよろしいようで・・・。

GTM(SNOWing誌 掲載時期不明)