ハロルド・ミヤモト氏ハロルド・ミヤモトのスノーボードコラム集

親友で、スノーボード業界で営業をしているN島くんからこんなメールをもらった。

お疲れ様です。
そろそろねぶた(祭り)の季節です。でもぶたではなく、馬が現れました。
先日メル友のスチュワーデスと新宿で飲みました。
やはりメル友は会っちゃいけませんね!
「俺、スチュワーデスとメール交換してるんだぜ!」と人に自慢ができる期間が幸せというものです。
待ち合わせ場所で、「私、黄色いのワンピース着てるから見つけてね。」という
しっとりと色気のある声の電話を切った45秒後、
僕の前に現れたのは、遠近間を無視した馬のような顔の女性でした。
人間異性と会った瞬間、アウトかセーフの判断は瞬時に下せるものですが、
今回ばかりはスチュワーデスという事でスルーできませんでした。
もっともJALには現在3,000人を越えるクルーと呼ばれるスタッフが在籍しており、
それだけいれば、ピンキリという事でしょうか?・・・後略

N島くんといえば、インターネットで女性と知り合うことにかけては業界NO.1の呼び声も高くて、一説によると1年間に知り合う女性は200人以上。全国に常時30人以上の彼女がいることで有名だ。その彼女たちもおきまりの看護婦から始まって、雑誌モデル、有名商社受付嬢、地方局のタレント、百貨店の化粧品販売委員、エステティシャン、スノーボードのライダーまで多様だ。実際ミヤモトが会ったことのある彼女たちもかなりレベルの高い女性が多かった。その彼が最近のメールで知り合う女性の荒廃ぶりを嘆いている。一言でいうと質が著しく落ちているというのだ。

今年の冬はメールで彼女を作ってスノーボードに一緒に行こうなどと考えている男性読者にとってもこの事実は聞き捨てならないだろう。そこで今回は夏休み特別企画として、お見合い系のネットで実際に女性に会って見て、その実体をレポートしたいと思う。

今回はスノーボード関係の出会いサイトで知り合った3人の女性に実際会ってみた。

まず共通して言えることは、美人やかわいいタイプでは無いという事。写真を送ってくる人(それも3年も4年も前の写真)はまだ暗いところでは見れるが、写真付きでない人はかなりブ●だ。はっきり言ってミヤモトはブ●は大嫌いなのであるが、今回は取材と言うことでいたしかたない。ブ●が嫌いとはっきり言うと女性からひんしゅくを買うかも知れないので補足すると、ミヤモトの言うブ●とはあくまで見た目の話である。内面的な話ではない。内面的にはブ●な性格でも外見がよければまだ救いはあるが逆はだめだ。それでも街中を歩けばブ●な女といい男のカップルもよく見かける。「内面を磨けば美しくなる」とか、「いい女は外見より中身」などというブ●な女とそれを商売にしようと言う奴らのつくったプロパガンダに乗せられてしまっているだけなのである。

そうやってブ●を救済してしまうから、また次世代にブ●の遺伝子を残してしまうのだ。ブ●をだれも相手にしなければその遺伝子は淘汰され、何世代か後には美人ばかりになる。

最初にあったナオミさん(27歳、夢は結婚)も人間離れしていた。珍しいのでまじまじと顔を見ていたら、「ミヤモトさんって話すときじっと顔を見るのね。照れちゃうわ」と言われてしまった。背筋に冷たい物が走る。もうネットで10人の男性にあったという彼女にはスノーボーダーの格好では不釣り合いな銀座の高めの店なんかに連れて行かれた。そこで足を組みながら下品に大口をあけて次々と料理を平らげている。おまけに態度が横柄で自分の意見ばかりのべて、会話を楽しもうとか相手に対する配慮とかが著しく欠けている。話が必ず「私は・・・・」と一人称で始まるのだ。だれもあんたの人生観に興味なんか無いのである。最初から奢ってもらうつもりがありありで、もちろんお勘定の時にポーズでも財布をだしたり「お勘定割りましょう」なんて事は言わない。

そのうち9人は不細工で話が面白くないと言い切る。あとの一人はすごくハンサムだったけどホテルに誘ってきたのでアウトなのだそうだ。

政治献金疑惑でゆれる某社の人事部でセクハラ担当をしているリリーさんは、そう、今まで街でも職場でも男から声なんかかけてもらったこともほとんどないよう女性がメールだと男がワラワラと寄ってくるので、メチャメチャ勘違いしているようだ。当然男との会話を楽しむ余裕もなく、どんどん天狗になって行く。メシはおごってもらえるわ、いやならもう連絡しなければいい。次々と男はやってくるのだ。この構造がどんどんと勘違いおんなを量産しているようだ。

通常なら会社でもどこでもまったく相手にされないような女性だ。

スポーツジムに通っているというがゆるい身体である。自分に厳しく他人に甘いことは明白だ。

一方的に話す。結婚して経済的に余裕が出た方が働く気力がわく。仕事は続けたい。お金持ち出なければイヤだ、ハンサムなほうがいい、身体は締まってないとだめ、背もある程度高くて、頭がよくて面白い人。聞き上手。いたとしても絶対あんたを選ぶ事は無いと言いそうになった。

あった人も何か一つぐらいは満たしているらしい。面白いとかお金を持っているとか、今まであった男をぼろかすに言う。なぜ?

ブ●撲滅のためにもこんなメールで増長させてはいけないのである。

明るい生活(雪坊主誌 掲載時期不明)