冬山の遭難状況(写真:産経新聞)
冬山の遭難状況(写真:産経新聞)

新潟の冬山遭難者、過去10年で最多 急増の管理区域外では半数以上が外国人

新潟県警のまとめによると、平成28年度の冬山シーズン(12〜3月)の県内での遭難者は少雪だった前季の2人と比べて急増し、過去10年間で最も多い23人に上った。スキー場の管理区域外にある自然の斜面を滑る「バックカントリー」での遭難が前年度はゼロだったのに対し、今季は9件18人と急増し、遭難者の半数以上を外国人が占めた。
県警地域課によると、遭難者のうち1人が死亡し、行方不明者5人、負傷者4人、残る13人は無事だった。発生件数も昨季の2件と比べて7倍の14件。

バックカントリーでは、3月12日に友人らと湯沢町の神楽ケ峰をスキーに訪れた茨城県の男性(55)が木に衝突して死亡。1月10日に神奈川県の男性2人、3月9日には東京都の男性1人がいずれもスノーボードをしていて行方不明となった。

バックカントリーの遭難者18人は全て県外の人で、5割強に当たる10人がドイツやオーストラリアなどの外国人だった。冬山では雪や雲で目の前が白一色となることもあり、道に迷うケースが5件13人あった。

県警地域課の担当者は「天候が急変する冬山の常識を理解できていない人が多い」と厳しく指摘しており、山岳スキーやスノーボードの愛好者に事前準備の徹底を呼びかけている。

産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170418-00000515-san-soci