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US OPENのスロープスタイルで優勝したマーク・マクモリス | @markmcmorris

ソチ五輪銅メダリストで、来年の冬季平昌オリンピックでも表彰台に期待がかかる、カナダのマーク・マクモリスが土曜日、ブリティッシュコロンビア州のウィスラーの近くでバックカントリーをしていたところ、骨折多数の大怪我を負った事がカナダ・スノーボード・ナショナルチームにより発表された。
カナダ・スノーボード・ナショナルチームの代弁者、ブレンダン・マシューは「事故が起きた当時、マクモリスは彼の兄である、クレイグ・マクモリスとその他数人の友達といた」と話す。

マクモリスは顎の骨折だけでなく、左腕、脾臓(ひぞう)の破裂、安定型骨盤骨折、肋骨の骨折、そして左肺の虚脱を負っている。

カナダ・スノーボード・ナショナルチームの医者、ロドニー・J・フレンチ氏によると、マクモリスは週末に行われた手術に耐え、どちらの手術も成功したそうだ。

「下あごと上腕骨の骨折が複雑だった中、手術はとても上手くいき、両方の骨折は現在回復するために絶対安静が必要だ」と、フレンチ氏がカナダ・スノーボード・ナショナルチームのメディアで伝えた。また、「今、マークの復帰時期を推測するのにはまだ早すぎる」とも加えた。

偶然のアクシデント

マシューは「カナダ・スノーボード・ナショナルチームは、マクモリスがバックカントリーをすることについて心配していなかった」と言う。

「私たちは特に報告がない限り、マークのコンディションを見ているまでだ」と彼は言う。「彼らは相当な安全策をとっていたんだ。このような事故は偶然起こってしまったんだ」と続けた。

クレイグ・マクモリスは当時、グループで山奥のかなり高く目立つ部分から早いスピードで着地点に飛び降りていたと言う。

「その時霧が出たり消えたりしていたんだ。それに加えて運悪く、マークは大きく左に逸れてしまい、最終的に木の茂みに当たってしまったんだ。これは予期せぬ事故だったんだ、わかるだろ?いつも通り彼は99.9%着地して滑っていくだろうと誰もが思ったよ。だけど今回は、どんな理由であれ、ほんの数インチ左にずれて、想定されるほぼ最悪のシナリオで終わったんだ」とクレイグ。

兄でもあるクレイグ・マクモリスが言うには、弟はレスキュー隊員が来るまで、そして状態を調べている1時間半の間、意識はハッキリしていたそうだ。

「マークはファイターだ」と彼は言う。「言うまでもないが、彼は今まで見てきた人間の中で一番の痛みの数々を患っている。だけど、マークが他の人とコミュニケーションをとっているのを見れたから安心したよ」と続けた。

スロープスタイルのトップ

マーク・マクモリス(23歳)はワールドスノーボードツアーの男性スロープスタイルアスリート、最上位選手だ。人気アスリートはさらに自身のビデオゲームも出している。それが「マーク・マクモリス インフィニティエアー」だ。

彼は2014年に行われたソチオリンピックで銅メダルを獲得。そして2月に行われたワールドカップのビッグエアー種目で金メダルを獲得している。

カナダ・スノーボード・ナショナルチームの常務取締役である、パトリック・ジャーヴィス氏は「マーク・マクモリスは表彰台への期待が高い。スロープスタイルとビッグエアー種目のある、2018年の平昌オリンピックまでに仕上げてくれると信じている」と言う。

CBCニュースは金曜日、マクモリスと仲間であるブリティッシュ・コロンビア州グラウスマウンテンに夢のコースを作る手伝いをしたセバスチャン・トータントと話をし、スポーツの限界を押し上げているように感じた。

カナダ・サスカチュワン州のレジャイナで生まれ育ち、マクモリスは彼の兄と度々、ブリティッシュ・コロンビア州を訪れる。

カナダスノーボード・ナショナルチームによるとマクモリスは現在、バンクーバー総合病院で回復に向かっている。