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「黒字化も見えてきた」日本最南端のスキー場、町長三セク継続表明 安定経営は未知数

今季の営業を5日に終えた宮崎県五ケ瀬町の五ケ瀬ハイランドスキー場。地元の原田俊平町長は「一定の収支改善が図られ、黒字化も見えてきた」として来季以降も第三セクターで営業を継続する意向を表明したが、安定経営ができるかは未知数だ。昨年6月の町議会では「閉鎖を含めた経営の抜本的見直し」を三セクへの増資の条件とされており、今後、さらなる努力を求める声も予想される。
入場者数は過去最低だった前季より557人減少。目標の4万人には届かなかった。雪不足が懸念され、客足も伸びない12月上旬と3月下旬の営業を取りやめて、リフト点検を民間会社に委託するなどして経費削減に努めた結果、採算ラインを従来の入場者4万人から3万人に修正。福岡、宮崎発着のツアーバスを新たに運行するなどして営業も強化した。

原田町長は「日本最南端にあるオンリーワンのスキー場。地域への経済波及効果は3億円ともいわれており、閉鎖はありえない。一方、閉鎖しないための方策として一時は民間委託も検討したが、収支の改善で三セク経営継続の手応えをつかんだ。今後も経営改善を続けたい」と話している。

スキー場は1990年に町直営で開業し、94年から三セクで運営。4万人以上で推移した入場者数は2009年度に3万人台に落ち込み、13、14年度は4万人台を回復したものの、15年度は再び3万人台になっていた。

西日本新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00010000-nishinpc-soci



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