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バックカントリーへの注意呼び掛け 県「正しい知識と装備を」

スキー場のコース外など天然の斜面を滑る「バックカントリー」での遭難事故が10日に今冬初めて湯沢町で起きたことを受け、県は「バックカントリーは冬山登山と同じ。正しい知識と装備を持って入山してほしい」と呼び掛けている。
事故では、湯沢町の神楽ケ峰(2030メートル)へスノーボードに出掛けた神奈川県の男性2人が行方不明になっている。県警などによると、2人は日帰りの予定でスキー場に登山計画書を出していたが11日になっても帰らず、家族が警察に届け出た。

バックカントリーは整備されていない新雪の上を滑る爽快さで人気を集めているが、雪崩や天候の急変などで遭難する危険もある。

米山隆一知事は18日の定例会見で「天候や地理・地形の確認、装備などを十分に準備し、知識や経験に優れた山岳ガイドを活用して単独での入山は避けてほしい」と注意を促した。

県警によると、県内でバックカントリーの遭難事故は2011年の冬以降、毎シーズン起きている=表参照=。昨季(2015年12月〜16年4月)は2件発生した。16年4月には湯沢町のかぐらスキー場近くの雁ケ峰へスノーボードで向かった埼玉県の男性と連絡が取れなくなり、行方不明のままとなっている。

県は昨季に続き、冬山の注意事項や登山計画書の出し方などを記したチラシを高速道路のサービスエリアや登山用品店に配布。バックカントリーを安全に楽しんでもらうため、雪崩に遭っても居場所が分かる探知機「ビーコン」やスコップなど冬山用の装備で入山することや、インターネットで登山届を受け付けるシステム「コンパス」の利用を呼び掛けている。

新潟日報モア
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170118302655.html



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