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スノーボード男子ハーフパイプの未成年選手の飲酒が発覚した問題で、全日本スキー連盟(SAJ)は6日、東京都内で理事会を開き、飲酒した未成年3人と黙認した成年2人の強化指定を解除する処分、さらに日本スポーツ振興センターから受けた助成金の返還を決めた。選手名は公表されなかったが、ワールドカップ(W杯)で実績のある選手も含まれている。強化指定外の2人と北野貴裕会長は戒告とした。
今後は強化指定外の選手はW杯に出場させないことも決定。今季の強化指定を受けずにW杯に出場した女子の鬼塚雅(フリー)、プロ活動を優先している2014年ソチ五輪男子ハーフパイプ銀メダルの平野歩夢、同銅メダルの平岡卓ら男女7人を強化指定に加えた。

SAJは、昨年2月に札幌市内の飲食店で未成年選手が飲酒した事実を昨年秋に公表。同年4月にはスロープスタイル男子選手2人の大麻吸引が発覚した。

これを受け、第三者委員会が関係者の素行調査を実施し、その報告を基に処分を決めた。連盟は飲酒問題のほか、指導時に暴言を吐いたり、海外遠征で女子選手と同じ部屋に泊まったりしたとして、3人のスタッフに対し、強化指定を取り消すなどした。北野貴裕会長と古川年正専務理事も戒告とした。違法薬物を使用した情報なども連盟に寄せられたが、第三者委は確認できなかったとした。

連盟は再発防止策としてスノーボード選手に薬物検査を行うことなども決めた。また、スノーボード部は全員がこの日から活動を再開した。

(via: 時事通信朝日新聞



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