モンデウス飛騨位山スノーパーク
所々で地面が見えるゲレンデ。人工降雪機をフル稼働させ、31日のオープンに向けて準備を進める=29日午前11時、高山市一之宮町、モンデウス飛騨位山スノーパーク

岐阜県高山市や郡上市のスキー場が、昨年に続く雪不足に悩まされている。オープンが予定日より遅れる所が相次ぎ、年末年始の書き入れ時に間に合わせようと人工降雪機をフル稼働。降雪機がないスキー場はオープンのめどさえ立たない状況だ。祈るように、一段の冷え込みを待ち望む。
「2年続けての雪不足は予想していなかった」。モンデウス飛騨位山スノーパーク(高山市一之宮町)の係長大坪真佐美さん(56)は悲鳴を上げる。

29日現在、ゲレンデに自然の雪による積雪はない。28日夜からの冷え込みでようやく人工降雪機による雪づくりが進み、予定より8日遅れとなる31日の営業開始にこぎ着けた。

ひだ舟山スノーリゾートアルコピア(同市久々野町無数河)も7日遅れの30日に営業を始める。

両市にある計18スキー場のうち、29日現在営業が始まっているのは11スキー場。いずれも人工降雪機が頼りだ。

岐阜地方気象台によると、12月の降雪量は高山市街地で29日までに5センチ。平年は12月末までに87センチあり、今季は著しく少ない。

今月10日に今季の営業を開始したほおのき平スキー場(同市丹生川町久手)は全15コースのうち、滑走可能は主要4コース。周囲ではまだオープンしていないスキー場もあり、29日は駐車場が満車になった。専務理事の宮前勝さん(48)は「一日も早くまとまった雪が降ってほしい」と話していた。

郡上市でも関係者をやきもきさせている。「ひるがの高原スキー場」(同市高鷲町)は人工雪で初心者コース約300メートルを整え、31日オープンする。だが山頂から中腹のゲレンデはまだ整備できておらず、寒波の到来が待ち遠しい。

岐阜新聞社
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