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4月19日、悲しいニュースが飛び込んできた。2015年・2016年と2年連続でエクストリームスキーとスノーボードの世界選手権、Freeride World Tour(FWT)の年間チャンピオンになったEstelle Balet選手が、自身が主演する予定だったフィルムの撮影中に雪崩にあって亡くなったのである。若干21歳だった。
FWTは毎年必ず最終戦がスイスのVerbierで行われるが、彼女はそのVerbierの出身であり、この街のアイコンであり、21歳にして「フリーライド」の精神を世界中に伝えるカリスマでもあった。

私は過去約2年間、この競技をフォローし、彼女がチャンピオンになった2015年、2016年ともVerbierのFWT会場で直接、彼女のライディングを見た。

「必ず日本に来て欲しい。」そう伝えた私に持ち前の明るい笑顔で約束してくれたのは亡くなる2週間前だった。彼女が美しいラインを日本の山に描いてくれたら、きっと世界中のスキーヤー、スノーボーダーたちが「日本の山に行ってみたい」そう思ってくれたはず。本当に、本当に、残念だ。

[記事全文 | 後藤陽一 電通総研Bチーム エクストリームスポーツ特任リサーチャー]



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