スキー場
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今シーズンの群馬県内スキー場の入り込み客が3月末時点で前年比25%減の158万人と大幅に落ち込んでいることが13日、分かった。暖冬による雪不足のためで、例年12月中旬のオープン時期が年末年始にずれこんだり、終了時期を早めたスキー場が少なくない。客足が回復基調だっただけに、関係者の落胆は大きい。
「ここ十数年ない雪不足だ」。谷川岳天神平スキー場(みなかみ町)の関係者は嘆く。例年5月の大型連休まで営業するが、1カ月ほど早い10日に終了した。ほたか牧場スキー場(片品村)は予定より14日早い3日、水上宝台樹スキー場(みなかみ町)は6日早い4日に終了した。気温上昇と降雨で融雪が一気に進んだためという。

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▲今シーズンの群馬県内スキー場の入り込み客が3月末時点で前年比25%減の158万人と大幅に落ち込んでいる

県スキー場経営者協会によると、入り込み客はバブル期に500万人を超えたが、レジャーの多様化などを背景に減少が続き、2011年に200万人を下回った。その後、19歳のリフト料金を無料にするなど積極的な集客策が奏功し、12年から4年連続で前年を上回っていた。同協会は「お客さんが戻りつつあったところを暖冬に直撃された」と残念がる。

インバウンド(訪日外国人誘客)も出はなをくじかれた格好だ。台湾やタイなどから来日した観光客を対象にした日帰りツアーを昨シーズンに始めた、ノルン水上スキー場(みなかみ町)は今シーズンは3倍の週6回に頻度を高めたが、「雪不足のため、書き入れ時の年末年始に呼び込めなかった」(清永治慶支配人)。4、5千人の来場を見込んだが、3千人にとどまったという。

同協会は「スキーを今季しなかった人が来年来なくなるのが心配。何とかスキー離れを食い止めたい」としている。

たんばらスキーパーク(沼田市)、丸沼高原スキー場(片品村)、鹿沢スノーエリア(嬬恋村)は、大型連休まで営業を続ける予定。

上毛新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160414-00010000-jomo-l10