峰山高原1
雪化粧に覆われる冬の峰山高原=兵庫県神河町上小田

兵庫県神河町が提案していた峰山高原でのスキー場整備計画が25日、同町の本会議で承認され、事業の推進が正式に決定した。総事業費は8億4100万円を予定し、2017年12月の開業を目指す。
予定地の峰山高原は標高約800メートル。希少な生物も生息する兵庫県立自然公園内。千メートル級の山々に囲まれ、冬場は50センチ〜1メートルの積雪がある。同町では映画「ノルウェイの森」のロケ地となった砥峰(とのみね)高原が有名だが、隣に位置する峰山高原も同作品のロケで使われた。

開業されれば国内では17年ぶりのスキー場の新設となる。リフトは2基で、長さ850〜1140メートル程度のゲレンデ3コースとなる計画。用具のレンタルを充実させ、京阪神地域のファミリー層や姫路城などに観光に来たインバウンド(訪日外国人)などを取り込んで観光振興につなげる。

運営は県内4カ所を含む全国33カ所でスキー場を運営する大手のマックアースに委ねられた。整備の財源には償還額の8割が国の交付金で賄われる辺地債を活用し、町の負担分も同社からの施設利用料を充てる形を想定している。

山名宗悟町長は「地域創生総合戦略における企業誘致等の推進並びに重要なハード整備と位置づけ、四季を通じた神河町の魅力を高めるとともに、雇用創出、そして何よりも地域経済の好循環が期待をされております。」と話している。



(via: 日本経済新聞)

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