20日、北海道の知床半島にある海別岳で登山中の男性3人が吹雪で身動きがとれなくなり、このうち2人は、21日朝までに自力で下山しましたが、21歳の男子大学生が山で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、21日午前、北海道の知床半島の海別岳から下山した男性2人が「きのう、3人で登山していたところ悪天候で動けなくなった。仲間1人がまだ山にいる」と警察に届け出ました。

2人は、斜里町の33歳と隣の清里町の37歳の、いずれも会社員の男性で、21日朝までに自力で下山しけがはないということです。

警察が捜索した結果、下山できずにいた網走市の大学3年生、内山高彰さん(21)が、21日昼ごろ、山の中腹で倒れているのが見つかり、その後、病院で死亡が確認されました。

警察によりますと、3人は知人どうしで20日朝、スキーをするため日帰りの予定で入山しましたが、昼すぎから急にふぶいて身動きが取れなくなったということです。

自力で下山した33歳の男性は、「シートにくるまって天候の回復を待っている間に内山さんが呼びかけに応じなくなった」と話しているということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。