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Rider: Shaun White | @el_joaqman

BURTON US OPEN SNOWBOARDING CHAMPIONSHIPS 2016(バートン USオープン スノーボーディング チャンピオンシップス)は5日、米コロラド州ベイルで男女ハーフパイプ ファイナルが行われ、男子ではショーン・ホワイトが、女子ではクロエ・キムが優勝した。
[ セミファイナルの結果はこちら]

またしても圧巻の勝利だった。ショーンは1本目から超巨大なバックサイドエア−、FSダブルコーク1080、cabダブルコーク1080、BSダブルコーク1080ジャパンなどで明らかに一人だけ次元の違う滑りを魅せ、95.6ptの高得点を叩き出すといっきにトップに立った。続く2本目も攻めは続き、ラストに回転数を増やしたBSダブルコーク1260ジャパン to FSダブルコーク1260をもって来たが1本目を超すことができず同点に。そして3本目を待たずとそのまま2013年以来となるUSオープン・ハーフパイプの6勝目をあげた。今季はDEW TOURに続く2勝目。

▼ショーン・ホワイトの1本目


▼ショーン・ホワイトの2本目


▼ショーン・ホワイトのウイニングラン


ショーンは勝利者インタビューで「とりあえずみんなの前に戻ってきて、自分のベストを尽くしたって感じかな。今日は気分も天気も良かったし最高だよ。友人のルーマーは、僕がすごい疲れてるって言ってたけど、僕はやってやろう!っていう気持ちでいたんだ。」と語り、「昨シーズンはオフを取ってリラックスしてたんだけど、その時にやっぱりスノーボードがしたい、大会に出たいって思うようになったんだ。みんなにパフォーマンスを見せたかったんだよ。ずっと毎年大会に出て来てたからね。」と大会に戻って来ようと思った理由について明かした。また、ウイニングランでスプレーをかけられた子供達については「うわぁー!って言ってる子もいれば、ショーン、僕にもかけて!って言ってる子もいたんだ」と嬉しそうに笑いながら語った。

2位には3本目にcabダブルコーク1080や、FSダブルクリップラーなどを決めて88.62ptをマークしたベン・ファーガソンが入り、米国勢によるワンツーフィニッシュとなった。前日のスロープスタイルでも米国勢がワンツーフィニッシュを決めている。

▼2位のベン・ファーガソンのラン


そして2連覇の期待がかかる平岡卓は、1本目にBS900、cabダブルコーク1080、FS1260など今季の不調を吹っ飛ばすかのような安定したランで、85.7ptをマークして暫定2位に。そしてベンに抜かされた3本目では、最後にFS1440テールグラブを組み込んだルーティーンで攻め、88.25ptで自身の1本目を上回るもベンのスコアに僅かに届かず、そのまま3位でフィニッシュした。同大会では2014年銀、2015年金と続き3年連続の表彰台となった。

平岡は「今季は不調すぎてナーバスになっていたが、これで自信を取り戻した。集中できて、それがいい滑りにつながった。」(共同通信発表)とコメントした。

▼平岡卓の1本目


▼平岡卓の3本目


子出藤歩夢は1本目に高さのあるバックサイドジャパンやFS1080、FSダブルコーク1080、ハーコンフリップなど勢いに乗ったランを魅せ、本人も手応えを感じていたが思ったよりもスコアが伸びず落胆した。2本目と3本目は決めることが出来ず、そのまま1本目の68.25ptで9位だった。

(追記)子出藤のファーストヒットのジャパンエアーが、クリフ ベスト トリック賞に選ばれた。

▼子出藤歩夢の1本目


▼クリフ ベスト トリック賞


予選を2位通過し、USオープン初の表彰台の期待がかかる片山來夢は、2本目は完璧なランを魅せるも、最後のヒットでFSダブルコーク1080のランディングでバランスを崩しまさかの転倒。これには観客からも大きな嘆声があがった。結局3本とも決めることができず10位で終わった。ただ2本目と3本目に決まったFS1440は、高さもスタイルも完璧で、大きな歓声が響くほどインパクトは十分だった。完走すれば表彰台は確実だったと思われるだけに転倒が悔しまれる。

片山は「悔しい。ショーン(ホワイト)らには(技を)決めきる強さがあるが、自分には足りない。手応えもだいぶあるので、余計に勝ちたくなった。」(共同通信発表) とコメントした。

▼片山來夢の惜しかった2本目


▼片山來夢のツイート

表彰台に上がった3人はもちろんだが、今大会世界に大きなアピールしたのが、ファイナル只一人の10代で最年少14歳のジャド・ヘンキスだろう。大会初日のジュニアオープンを制し、オープン戦の切符を手に入れたジャッドは、後半になっても高さの落ちない巨大エアーを連発し大歓声を浴びた。ただローテーションの難易度は900止まりだった為、スコアは伸ばせず77.12ptの7位だった。高難易度のトリックをルーティーン入れるようになったら驚異なライダーに成長していくだろう。今後の活躍に期待と注目が集まる。

▼ジャド・ヘンキスのラン


男子ハーフパイプ ファイナル リザルト:
1. Shaun White US 95.62
2. Ben Ferguson US 88.62
3. Taku Hiraoka JP 88.25
4. Matt Ladley US 84.25
5. Judd Henkes US 77.12
6. Greg Bretz US 76.87
7. Scotty James US 75.75
8. Danny Davis US 70.49
9. Raibu Katayama JP 63.99
10. Ayumu Nedefuji JP 60.25


men_podium
@ryanrunke

女子ではバック to バック1080などで89.37ptをマークしたクロエ・キムが勝利し、USオープン初優勝を飾った。今季圧倒的な強さをみせているクロエは、Xゲーム・アスペン大会から現在6連勝中。2位は中国のシュエトン・ツァイ、3位は絶対王者と言われてきたベテランのケリー・クラークだった。日本勢はセミファイナルで敗退している。

女子ハーフパイプ ファイナル リザルト:
1. Chloe Kim US 89.37
2. Xuetong Cai CN 82.99
3. Kelly Clark US 79.00
4. Arielle Gold US 75.87
5. Hanna Teter US 60.52
6. Elena Hight US 46.99

▼優勝したクロエ・キムのラン


○BURTON US OPEN 2016
http://events.burton.com/burton-us-open/



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