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Photo: 前日の公式練習 | @johnynotime

2018年韓国・平昌(ピョンチャン)で開かれる冬季オリンピックを前にしたテストイベントとして、W杯・スノーボード男女スロープスタイル予選が行なわれた。
フェニックスパークには、お城からインスパイアされた「Nine Knights」や「Nine Queens」なども手がけるSchneestern社によって、スケートパークを彷彿とさせる 、最高にクリエイティブな前代未聞のW杯公式コースが姿を現した。しかしながら、半数以上の選手が転倒するという難関コースにもなってしまったようだ。

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Photo: 最高にクリエイティブなコース | @jd_lab

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Photo: 前日の公式練習 | @sarkasnow

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Photo: 前日の公式練習 | @czechsnowboarding

男子のヒート1で登場した、カナダのビッグエア大会「Snowboard Jamboree」を終えて直ぐに韓国入りしていた稲村樹は、2本とも決めることが出来ず、27.00ptの同組14位で、各ヒート上位5名づつで21日に行われるファイナルへと進むことが出来なかった。同組1位通過は、1本目にスイッチBS1260や、FS1080、BS1080などで88.75ptをマークしたアメリカのクリス・コーニング。クリスは昨夏のカードローナW杯で、トリプルコークを決めた角野友基を破って優勝したあのアップカマーだ。同組2位通過は88.25ptをマークしたベルギーのトップライダー、セッペ・スミッツ。同組3位通過はアメリカのブロック・クラウチだった。

ヒート2では、先月のマンモスマウンテンUSグランプリを制したブランドン・デービスが、cab900やダブルクリップラー、BSダブルコーク1080などで、男子唯一の90点台となる91.75ptの最高得点を叩き出し1位通過した。同組2位通過は84.00ptをマークした、フィンランドのヴィレ・パウモル。同組3位通過は、昨年のFISスノーボード世界選手権スロープスタイル王者でもあるアメリカのライアン・スタッセルだった。ただ、ライアンは2本目を棄権しているので、怪我か何かトラブルがあった模様。

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Rider: Seppe Smits | @seppe.smits

また、昨年春に史上初のクワッドコークを披露したビリー・モーガンは、36.25ptで13位(ヒート1)で、まさかの予選敗退。先週末のビッグエア大会「ALE INVITE」を制したばかりのニクラス・マットソンも11位(ヒート2)、同じく「ALE INVITE」で3位に入った、キッズの頃から注目されているアメリカのレッド・ジェラードは8位(ヒート1)で、決勝に進めなかった。

女子では、稲村と同じく「Snowboard Jamboree」後に韓国入りした広野あさみ、そして佐藤夏生の2名が出場し、共に2本とも決めれず、それぞれ32.00ptの18位、20.25ptの22位で、上位6名で21日に行われるファイナルへと進むことが出来なかった。1位通過したのは、女子唯一の90点台となる90.00ptをマークした、LAAX OPENでの準優勝が記憶に新しいクリスティ・プライア。2位通過は86.75ptで、「Snowboard Jamboree」で優勝したばかりの女王ジェイミー・アンダーソン。3位通過は、同じく「Snowboard Jamboree」で準優勝したばかりのイギリスのケイティ・オーメロッドだった。

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Photo: 広野あさみ | 時事通信

今季開幕戦で6位に入った女子の広野は2回とも後半のジャンプで転倒し、「力を全然出せなかった」。大会前の公式練習では恐怖心があって攻めの滑走ができず、スピンを加えたジャンプを飛んだのは本番が初めてだった。「思ったように練習できず調整不足。メンタル面が足りない」と反省した。

佐藤は1回目にジャンプの着地に失敗して左かかとを痛め、2回目は最後まで滑るのが精いっぱい。「今まで(の障害物)はシンプルだったが、どんどん複雑になっている。普段から難易度の高いコースを滑らないといけない」と世界の競技レベル向上を実感していた。
出典:時事通信

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Photo: 佐藤夏生 | 時事通信

男子ヒート1 リザルト:
Rank St. Name NAT BEST
1. CORNING Chris USA 88.75
2. SMITS Seppe BEL 88.25
3. CROUCH Brock USA 84.00
4. THOENEN Moritz SUI 81.25
5. NICHOLSON Tyler CAN 74.75
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6. NICHOLLS Jamie GBR 73.25
7. OLIMSTAD Markus NOR 63.00
8. GERARD Redmond USA 59.25
9. EBERHARDT Max CAN 59.00
10. NECAS Jan CZE 49.75
11. HUNT Chandler USA 40.25
12. CUKUNDE Arturs LAT 40.00
13. MORGAN Billy GBR 36.25
14. INAMURA Tatsuki JPN 27.00
15. HORAK Petr CZE 21.50
16. KLEIVDAL Stian NOR 15.00
17. YOON Jin-Su KOR 14.00

男子ヒート2 リザルト:
Rank. Name NAT BEST
1. DAVIS Brandon USA 91.75
2. PAUMOLA Ville FIN 84.00
3. STASSEL Ryan USA 83.25
4. TISCHENDORF Fridtjof NOR 82.25
5. HEDBERG Mans SWE 82.00
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6. BOESIGER Jonas SUI 75.75
7. MAMAEV Anton RUS 55.25
8. BILLTOFT Ludvig SWE 46.50
9. FARRELL Lyon USA 45.25
10. GOUWELOOS Craig CAN 36.00
11. MATTSSON Niklas SWE 31.75
12. WADDINGTON Angus AUS 23.50
13. LINDMOSER Alois AUT 22.00
14. PODLOGAR Peter SLO 21.50
15. LAAKKONEN Henri FIN 19.75
16. BURCH Dario SUI 17.00
17. GARCIA KNIGHT Carlos NZL 16.25
18. JAUREGUIALZO Martin ARG 10.25

▼最高得点で1位通過したブランドン・デービスのラン


▼空撮(ライダーは不明)


▼スキーヤーだが、あの斜めキッカーを飛ぶとこんな感じ


女子 リザルト:
Rank. Name NAT BEST
1. PRIOR Christy NZL 90.00
2. ANDERSON Jamie USA 86.75
3. ORMEROD Katie GBR 84.75
4. SHORR Karly USA 79.75
5. NORENDAL Silje NOR 77.25
6. SOMAINI Carla SUI 75.00
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7. FULLER Aimee GBR 64.50
8. RICH Jessica AUS 59.25
9. PANCOCHOVA Sarka CZE 57.50
10. PRIBOSIC Urska SLO 55.75
11. ANDREWSHENKO Gillian CAN 53.25
12. NISULA Kristiina FIN 52.25
13. JENSON Jessika USA 50.00
14. HEALEY Nora USA 46.50
15. MITTERMUELLER Silvia GER 38.75
16. MATTINGLEY Hailee USA 34
17. VOIGT Brooke CAN 33.25
18. HIRONO Asami JPN 32.00
19. ONEILL Julianne USA 31.75
20. JUGOVAC Lea CRO 24.50
21. DENENA Samm CAN 21.00
22. SATO Natsuki JPN 20.25
23. MARINO Julia USA 19.00
24. BLASKOVIC Paola CRO 16.00
25. KOTSENBURG Kirra USA 15.50
26. CHUNG Ji-hye KOR 12.50



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