青野令
Rider: 青野令 | 産経新聞

スノーボード・ハーフパイプのワールドカップ(W杯)札幌大会は14日、男女決勝が行われた。
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男子では、今大会予選8位で通過してきた、今季、7季ぶりにW杯種目別王者となった青野令が3本目、ファーストヒットに大技FS1440、ラストにBS1260を持ってきたルーティンで94.25ptを叩き出し、今季2勝目W杯通算12勝目を挙げた。

王者が貫禄勝ちだ。試合後、青野は満足げに言った。「ぐるぐる回ってやった。ぼちぼち目立ったのでは」

2009年に日本選手で初めて世界選手権を制した第一人者も度重なる左肩の故障に苦しみ14年11月に手術。昨季を棒に振り、ソチ五輪でメダルを獲得した平野、平岡らの活躍を悔しい思いで見つめるしかなかった。それでも、青野は「今は何もできない。俺には来年しかないと言い聞かせていた」。リハビリに耐えて昨年4月に復帰し、秋の米国合宿で徹底的に技を磨いた。

その努力が、7季ぶり3度目の種目別優勝に結実。7年ぶりの日本開催になったW杯最終戦で有終の美を飾り、青野は「結果がついてきてうれしい」。ただ総合2位の片山ら、若手も着々と力を上げてきているだけに喜んでもいられない。「まだまだ(レベルを)上げていかないと、日本は層が厚いので五輪に行けない。もっと練習しないと」

10年バンクーバー9位、14年ソチ37位。3度目の五輪に向け、国内の激戦を勝ち抜く覚悟はできている。
出典:毎日新聞

2位にはフィンランド代表でバンクーバー五輪(11位)とソチ五輪(26位)の2大会出場経験を持つマーカス・マリン、3位には片山來夢が入った。片山は「自分が決めたいランを決めることができた。でも3位はやっぱり悔しい」」とコメント。また、昨夏のカードローナW杯を制している片山は、種目別年間総合で青野に続く2位にも入った。

片山來夢
Rider: 片山來夢 | 産経新聞

平野歩夢
Rider: 平野歩夢 | FIS

平野歩夢
Rider: 平野歩夢 | FIS

taku
Rider: 平岡卓 | FIS

予選1位通過で2季ぶりのW杯出場でいきなり優勝の期待がかかった平野歩夢は5位、予選2位通過の平岡卓は8位で、ソチ冬季五輪のメダリスト2人は表彰台を逃した。
ともに演技に精彩を欠き、5位の17歳の平野歩夢は「これをきっかけに課題が見つかれば」と前向きに捉え、8位だった20歳の平岡卓は「日本の大会なので、もっといい滑りを見せたかった」と言葉少なだった。

平野は演技最後の縦回転の技を決めきれず、平岡は3回とも尻や手をつくミスをした。この日は納得のいく滑りができなかったが、2年後の平昌五輪でも日本の中心選手として期待される。平野は「勝ち負けにこだわる練習をしていきたい」と先を見据えた。
出典:日刊スポーツ

女子は中国のシュエトン・ツァイが91.50ptで制し、今季2勝目通算8勝目を挙げた。2位にはジアユ・リウが入り、予選と同じく中国勢がワンツーフィニッシュを決めた。松本遥奈は4位、LAAX OPENで3位入賞したのが記憶に新しい、今大会予選3位で通過した大江光は5位だった。
浅谷は表彰台に一歩届かず「自分の滑りはできたが、点数は伸びなかった。悔しい」とうつむいた。

1回目を終えて4位。2、3回目は中盤に1回宙返りの大技を入れたが、着地後に減速して後半に高さを保てず、順位を上げられなかった。しかし「日本代表として初めての大会で緊張せずにやれた」と収穫もあった。今大会をステップに「五輪に出てメダルを取り、海外で活躍できる選手になりたい」と力を込めた。
出典:共同通信

大会の模様は今夜14日の24時45分よりテレビ朝日「Get Sports」で放送される。

男子決勝リザルト:
1. AONO Ryo 94.25
2. MALIN Markus 93.75
3. KATAYAMA Raibu 92
4. HABLUETZEL David 91.75
5. HIRANO Ayumu 87.75
6. CALLISTER Kent 85.25
7. SCHERRER Jan 80.25
8. HIRAOKA Taku 80
9. BURGENER Patrick 62
10. JOHNSTONE Nathan 26.25

▼男子フルリザルト
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men_podium2
(LtoR): 2nd Markus Malin (FIN), 1st Ryo Aono (JPN) and 3rd Raibu Katayama (JPN) | fis-ski.com

▼優勝を決めた青野令のアメージングな3本目


▼片山來夢のラン


▼前日の公式練習での平野歩夢と平岡卓


▼平野歩夢の1本目


▼平野歩夢の2本目


▼平野歩夢の3本目


▼平岡卓の1本目


▼平岡卓の2本目


女子決勝リザルト:
1. CAI Xuetong 91.5
2. LIU Jiayu 87
3. GRIMAL Clemence 84
4. MATSUMOTO Haruna 77.75
5. OE Hikaru 73.75
6. LI Shuang 69.75

▼女子フルリザルト
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women_podium
(LtoR): Jiayu Liu (CHN), 1st Xuetong Cai (CHN) and 3rd Clemence Grimal (FRA) | fis-ski.com



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