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昨年12月に大きな話題を呼んだ「新井リゾート(ARAI MOUNTAIN & SPA)」(現 妙高リゾート)の営業再開のニュース。2016年度に一部オープンし、2017年度にグランドオープンをするというものだ。
そもそもこの話題の出元は、旧・新井リゾートを妙高市の公売により落札した、(株)ホテルアンドリゾート上越妙高の親会社でもある「株式会社ロッテホテル」(韓国最大規模のホテルグループ)側から、営業再開についての事業計画(案)が示されたことから、その概要についての報告が、妙高市の「第23回 全員協議会」にて行われたもの。

同市は今月6日、その「第23回 全員協議会」の会議記録を公開した。

営業再開予定、初心者からプロまで楽しめるバリエーションのあるコース作り、ファミリー層のターゲット、大会や日韓の交流戦、大会の誘致などの計画の報告のほか、グリーン期の利用方法、雇用、インフラ、妙高市の観光課との連携、妙高市長の考え、ジュニア育成、スキー場の内の調整池、固定資産税についての議員質問まで、以下はその会議の全記録となっている。

※ロッテホテルから提示された添付資料の公開は無し

第23回 全員協議会 記録

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1. 日時 平成27年12月16日(水) 午前10時53分 開会
2. 場所 議会本会議場
3. 出席議員18名
〜省略〜
8. 件名
1. 執行部側報告
1)旧新井リゾートの再開について

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○議長(関根正明)ただいまから全員協議会を開会いたします。
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1 執行部側報告
1)旧新井リゾートの再開について

○議長(関根正明)
1)旧新井リゾートの再開について説明を求めます。観光商工課長。

○観光商工課長(早津之彦)
旧新井リゾートにつきましては、開発者である株式会社ホテルアンドリゾート上越妙高の親会社である株式会社ロッテホテルから、事業計画(案)について説明がありましたので、その内容につきまして、配布の資料により報告させていただきます。

資料の2ページをごらんください。旧新井リゾートのホテルやゴンドラなどの施設の概要であり、基本的にはこれらの施設について再開が計画されています。

次に3ページ目はリゾートの開発コンセプトであります、スキー選手やプロスキーヤーが楽しめるコース作り、初級者が安全にウィンタースポーツを習うことが出来るスロープの整備、これらのバリエーションに富んだコースによるファミリー客の思い出の空間づくりを進めたいとしており、特にファミリー層の雪遊びをメインターゲットにしたいとのことであります。

4ページのロッテホテルの進出状況と5ページの強みについては、株式会社ロッテホテルの海外事業展開など、現在世界各地に19あるホテルを2020年までに45まで拡大する計画や、海外オフィスや国内外のメジャーな旅行社との親密な関係を持つロッテホテルの強みであり、海外からの誘客に重点を置くとのことであります。

6ページ目は、地域経済寄与の方向性として、1つ目には観光客増加による地域商圏の活性化ということでアジアや欧米での営業基盤を利用してのインバウンドの拡大や、地域特産品のPR、安心して心地よく楽しむことの出来るスキーリゾートづくりを目指します。2つ目には、ロッテブランドの認知度を活用した「妙高」の知名度を向上するということで、冬季のスキー大会誘致やマスメディアを積極的に活用した取り組みを進めます。3つ目には、信頼を受けた企業活動の展開ということで、地域を優先した優待制度や優先雇用による就職口の創出、地元とともに連携したイベントの開催などにより、地元に利益還元する活動を積極的に展開することとしております。

最後になりますが、スケジュールなどにつきましては、2017年度の全面オープン、来年度は一部オープンを目指し調整を進めていると伺っておりますが、どこの部分をいつごろオープンさせるかにつきましては、現在、施設の状況を調査中であり、今後、明確にしていきたいと聞いております。

以上、御報告申し上げましたが、今後、具体的な計画が示された段階で報告させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上で説明を終わります。

○議長(関根正明)
ただいまの件について何かございませんか。宮澤一照議員。

○宮澤議員(宮澤一照)
簡単ですのでよろしくお願いします。1点なんですけども、これを見ると冬の、冬季のシーズンのことが結構出ているんですけども、グリーン期はどのような形で売られるか、その辺の方向性は出ているんでしょうか。

○議長(関根正明)
観光商工課長。

○観光商工課長(早津之彦)
具体的な内容については、現在検討を進めているということでございますが、登山とかトレッキングそういうものを加えながらグリーンシーズンの利用を考えたいと、そういうふうに聞いております。

○議長(関根正明)
堀川義徳議員。

○堀川議員(堀川義徳)
開発者側の想いもあると思うので、開発者側の方は分かりずらいと思うんですが、2点ほどお伺いします。まず雇用の関係で、地元の雇用を優先したいということなんですが、2017年の全面オープン、2016年、来年度は一部オープンということで市としてどのくらいの雇用を見込んでいるのか、地元の雇用を見込んでいるのかということが、当然、その当時、この当時の施設を全てオープンするということになれば、オープンしてた頃の人数はある程度分かると思うんですが、その辺はどのように把握しているんでしょうか。

○議長(関根正明)
観光商工課長。

○観光商工課長(早津之彦)
開発者からのお話しでは、まず来年度の一部オープンに向けて現在施設調査に入っているわけですが、どこの部分をオープンできるかということによりまして、当然雇用の人数も変わってくると。グランドオープンに向けてもですね、その辺の雇用計画は現在作成中ということで、市としては基本的に地元の皆さんを優先して雇用していただきたいという要望はさせていただいております。

○議長(関根正明)
堀川義徳議員。

○堀川議員(堀川義徳)
どこの施設を開けるか分からない、ということですが、仮にグランドオープンした場合にはどのくらいの雇用というのがあるんですか。

○議長(関根正明)
観光商工課長。

○観光商工課長(早津之彦)
その辺はまだ開発者側の方からは具体的に示されておりません。

○議長(関根正明)
堀川義徳議員。

○堀川議員(堀川義徳)
開発者側の思いがあるということで、今度市側の立場といいますか、当然今回、オープンするにあたり道路ですとか、ガス上下水道あたりの、そこへ行くまでのインフラがだいぶ、老朽化といいますか、時間も経っているんですが、その辺は市の方でもある程度使えるように予算措置としていかなければいけないのでしょうか。

○議長(関根正明)
観光商工課長。

○観光商工課長(早津之彦)
現在、インフラ関係のガスですとか、水道ですとか、いろんな所についても、現在、開発者側が調査中でございます。そのままの状況で使えるのかどうかと、というところもございますので調査結果によっての検討になろうかと思います。

○議長(関根正明)
堀川義徳議員。

○堀川議員(堀川義徳)
使えないということは、そのままにしておけないので、当然そうなってくれば市が負担して使えるようにすると、そういうことですね。

○議長(関根正明)
観光商工課長。

○観光商工課長(早津之彦)
その辺の費用につきましては、今後の検討といいますか、調整だと思っています。

○議長(関根正明)
渡辺幹衛議員。

○渡辺議員(渡辺幹衛)
ようやく先が少し見えてきたのかなという市民の期待は大きいものがあると感じています。反面、市民の疑問の声もありますのであえてお尋ねしたいと思います。このホテルロッテなり、会社はマスコミで騒がれているロッテの一族のいろいろな事象がありますけど、そういうものとは一切関係なしに進められる予定になっておられるか考え方をお尋ねします。

○議長(関根正明)
観光商工課長。

○観光商工課長(早津之彦)
当市の開発については、影響ないものと思っております。

○議長(関根正明)
霜鳥榮之議員。

○霜鳥議員(霜鳥榮之)
これまでの固定資産税のからみで残っていたというこの対応についてはどのようなことになるのでしょうか。

○議長(関根正明)
企画政策課長。

○企画政策課長(松岡由三)
固定資産税の関係につきましては、法的な部分がございますので会社とか金額とか特定できる発言というのは控えさせてもらいたいと思います。

○議長(関根正明)
霜鳥榮之議員。

○霜鳥議員(霜鳥榮之)
地元で雇用という話しでいて、具体的なものはまだこれからということなんですが、地元雇用は全面に出していかなければならないと思うんですけども、具体的なものが見え次第、あるいはそこに勤めようということを思い立った人もそれぞれ予定があるということで突然ということもなかなかなんですが、その辺のところは十分な配慮をしていただきたいということを思いますので、その辺の考えをお願いしたいと思います。

○議長(関根正明)
観光商工課長。

○観光商工課長(早津之彦)
地元雇用を優先していただきたいというお願いは、すでにさせてもらっておりますし開発者の方としましてもですね、いつ頃のオープンそれにあわせた雇用計画というものがあると思いますので雇用、求人は早めの対応がされるものと認識しております。

○議長(関根正明)
山川香一議員。

○山川議員(山川香一)
1つ質問させていただきます。大変うれしい情報であり今回企業進出していただけることを大切にしながら、質問したいのは、当妙高市の観光課として進出する企業との観光連携、あるいは宣伝等の長期的な話し合いは、少しはできているのか、その辺をお伺いしたい。

○議長(関根正明)
観光商工課長。

○観光商工課長(早津之彦)
開発者側と今後の妙高市の全体的な観光振興という部分での話し合いは今後進めさせていただきたいと思っております。

○議長(関根正明)
山川香一議員。

○山川議員(山川香一)
この観光宣伝ということについては、非常に大切と考えますのでぜひとも当市としても支援すると同時に、宣伝効果が上がるように協力しながらやっていただきたいと思います。

○議長(関根正明)
堀川義徳議員。

○堀川議員(堀川義徳)
すいません、これ質問ではないんですけど、市長にお伺いしたいんですが、とかくここのスキー場ですね、噂ばかり先行していてなかなか市民の人もどうなっているんだと、いうようなことが多かったんですが、今回こういった形できちっと相手先も明確になりましたし、ここは妙高市とがっちり協力してやっていくんだと、そういう意味も含めて、この会社のそれなりの方と記者会見をして、地方創生に行くよここはというような考えがあってもいいと思うんですけど、市長、その辺どうでしょうか。

○議長(関根正明)
入村市長。

○市長(入村明)
お答えします。会社、会社の方針があるようでございまして、あくまでも民間ベースでいろいろお考えがあるようです。ですから、私どもはこちらで主導してああする、こうするということの判断、これはあくまで会社の考え方を尊重していきたいと思っております。

○議長(関根正明)
山川香一議員。

○山川議員(山川香一)
もう一点、要望があるんですが進出してくれる企業を温かく迎えると同時に支援する、そのかわり、他自治体でもあるんですがジュニア育成も含めてですね、育成の支援もその話し合いの中でぜひ進めていただきたい、そのように思います。その辺についてはどのようにお考えか。

○議長(関根正明)
観光商工課長。

○観光商工課長(早津之彦)
まず、この施設をグランドオープンしていただくと、いうことが最優先だと思っております。その中で、今ほどのお話しの件も含めて、今後話し合いをできればと思っております。

○議長(関根正明)
木浦敏明議員。

○木浦議員(木浦敏明)
妙高市として企業誘致の成果としての位置付けになるのでしょうか。

○議長(関根正明)
観光商工課長。

○木浦議員(木浦敏明)
当然これは、長期にわたって休止していた新たなリゾート施設が再開されるということであれば一つの大きな成果だという認識はございます。

○木浦議員(木浦敏明)
調整池が3つ4つあると思いますが、それは、今現在は所有者はどなたになっているのでしょうか。

○議長(関根正明)
企画政策課長。

○企画政策課長(松岡由三)
一応、調整池も基本的にはスキー場の一部ということございますので、今回取得された事業者が所有しているということでございます。

○議長(関根正明)ほかにございませんか。
〔発言する者なし〕

○議長(関根正明)
なければ以上をもちまして全員協議会を閉会いたします。御苦労様でした。

閉会 午前11時08分

以上

(via: 平成27年12月16日開催分(執行部側報告 旧新井リゾートの再開について ) (PDF,272.19KB))



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