長野県軽井沢町で、東京からのスキー客を乗せた大型バスが道路から転落し、14人が死亡、27人が重軽傷を負いました。
15日午前2時ごろ、軽井沢町入山峠の国道18号で、大型バスがセンターラインを越えてガードレールを突き破り、道路の下に約3メートル転落しました。この事故で、14人が死亡したほか、27人がけがをしていて、搬送された病院によりますと、このうち少なくとも2人が重体、9人が骨折などの重傷とみられます。

警察によりますと、バスは東京から長野県の北志賀高原のスキー場に向かっていて、乗客39人、乗員2人が乗っていました。

国土交通省によりますと、バスの運行会社「イーエスピー」は、運転手の健康診断や出発前の点呼といった勤務管理を適切に行っていなかったとして、2日前にこの会社のバス1台について運行停止20日間の行政処分をしたばかりだったことも分かりました。また、運転手に適性診断をきちんと受けさせていませんでした。

ゆるやかな下り坂で…軽井沢バス転落で14人死亡



長野県軽井沢町で、東京からのスキー客を乗せた大型バスが道路から転落し、14人が死亡、27人がけがをしました。バスが転落した軽井沢町の現場から報告です。

 (金子律人記者報告)
事故があった碓氷バイパスの長野側の入り口に来ています。大勢の報道陣が詰め掛けています。事故があった現場は、報道陣がガードレールのすぐ近くで撮影をすることができましたが、たった今、警察が範囲を広げて現場検証をしていくということで、いったん撤収することになりました。事故があった現場ですが、バスの進行方向から見ると緩やかな下り坂、緩やかな左カーブとなっています。実際、ここに立ってみると、それほど勾配が急だという印象は受けませんでした。この後、この現場にレッカー車、大型の重機が2台入ってバスを引き上げて、そして、さらに詳しく現場検証を進めていくという状況になっています。

事故当時の運転は65歳男性か バス運転席で見つかる



長野県軽井沢町で、東京からのスキー客らを乗せた大型バスが道路から転落し、14人が死亡、27人が重軽傷を負いました。捜査関係者によりますと、今回のバスの転落事故では、運転席で土屋廣さん(65)が見つかったということです。この状況から、運転していたのは土屋さんだったとみられています。

国交省が特別監査へ バス会社は2日前に行政処



長野県軽井沢町で、東京からのスキー客らを乗せた大型バスが道路から転落し、14人が死亡、27人が重軽傷を負いました。事故を起こしたバスの運行会社は13日、国土交通省から行政処分を受けたばかりだったことが分かりました。

国交省は、バスの運行会社「イーエスピー」に対し、運転手の健康診断や出発前の点呼といった勤務管理を適切に行っていなかったとして、道路運送法違反で13日、この会社のバス1台について20日間の運行停止処分にしていました。今回の事故が処分を受けたバスで運行していたかどうかは分かっていません。国交省は、対策本部を設置したうえで、道路運送法に基づき、イーエスピーにまもなく特別監査に入るということです。運転手の体調など運行管理や車両の管理状況についても調べる方針です。

一方、東京労働局も、イーエスピーとツアーを企画した「キースツアー」に対し、すでに立ち入り調査を行っていて、運転手の労働状況などについて調べています。

予定と異なるルート走行か スキーバス転落14人死亡



長野県軽井沢町で東京からのスキー客らを乗せた大型バスが道路から転落した事故で、スキーツアーを企画した会社が取材に応じ、参加者の家族らに謝罪する一方で、「運転手らの健康状態に問題はなかった」と話しました。

 (社会部・門秀一記者報告)
東京・渋谷にあるビルの10階に会社はあります。社長は2時間ほど前に出てきて謝罪しました。夜行バスを使った格安のスキーツアーということで、客層は18歳から20代の若い男女が多かったということです。そして、今回のツアーの詳しいスケジュールが分かってきました。ツアーは14日午後11時に東京・原宿駅を出発。15日午前7時ごろに志賀高原などのスキー場に着いた後、午後3時すぎには現地を出て、夜には都内に戻るという滞在時間わずか8時間ほどの日帰りツアーでした。さらに、バスは予定とは違うルートを走っていた可能性があります。事前の行程表では、事故現場の手前にあるインターチェンジで上信越道に入る予定でしたが、実際には高速に乗らずに一般道を走り、事故に至ったとみられます。ルートを変えた理由は分かっていません。バスの運転手は土屋廣さん、勝原恵造さんの2人です。いずれも死亡が確認されたという情報が入ってきました。事故当時、どちらが運転していたのかは分かりません。バス会社によりますと、2人とも出発前の点呼で異常はなかったということですが、ツアーに無理がなかったかなど事実確認を行う目的で近く東京都がこの会社に立ち入り検査に入る予定です。

「誠心誠意対応したい」 ツアー会社の社長が謝罪

長野県軽井沢町で、東京からのスキー客を乗せた大型バスが道路から転落し、14人が死-亡、27人がけがをしました。事故を受け、ツアーを企画していた会社の社長が15日午-前に取材に応じました。東京・渋谷区の会社前から報告です。(テキスト無し。動画にて確認してください。)

▼キースツアーの事故後初めてのツイート




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