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スノーボード界の神様 テリエ・ハーコンセンが、ゲイ(同性愛者)を軽視する発言をして、「失望した」とプチ炎上している。
事の発端はこうだ。22日にソチ冬季五輪の米国代表で、フリースタイルスキー男子スロープスタイル銀メダリストのガス・ケンワーシー(Gus Kenworthy)が、同性愛者であることをカミングアウトしたのを、米ウォールストリートジャーナル誌が「ガス・ケンワーシーのカミングアウトが重大な訳」という掲載した記事を案内するツイートした。それにテリエが「いいや、トッド・リチャーズなんて、全てのスキーヤーがゲイじゃないかって20年前には言ってるけどね。オレは異性愛者だけど。#とても特別な事」とゲイとスキーヤーについて差別的とも取れるコメントを添えてリツイート。

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いきなりふられてビックリしたのがテリエの盟友でもあり、元五輪代表のトッド・リチャーズだ。トッドは「いったい何があったんだ?」と返信。それに対してテリエは「爆笑ものだよな。ジョーダンもその辺にしてくれよ。俺達なんてもう4世紀もゲイをやって来てるのに、アメリカは準備出来てないのか。#問題ない」とゲイの告白がアメリカ中で大きな反響になっていることについて小バカにしてるとも取れる内容で返信。それに対しトッドは「それは(ガス・ケンワーシーに対する)尊敬と気配りって言うんだ。バカになるなよ。」と呆れてさらに返信した。

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テリエの最初リツイートにキレたのが、女子では今年、Xゲーム アスペン大会史上初の900をメイクしたことでも話題になったソチ五輪カナダ代表のスペンサー・オブライエン(Spencer O’Brien)だ。「本気でそんなこと言ってるの?これはとても悪い方向に向かってるわ。今は2015年なの。自分がなにを世界に発信したかよく見るべきよ。」とテリエに返信。それに対しテリエは「確かに今は2015年でここは中東じゃない。メディアはそれなりに尊敬と思いやらなきゃいけないし、みんな違うように扱ってはいけないね。」と、どこのメディアも同じ論調をしている事に対し、皮肉を込めたとも取れる内容を返信した。

そこでたまらなくなったトッドは「お願いだから俺をこの墓穴を掘ることから抜けさせてくれ。それじゃあ。」と関わりたくない旨をテリエとスペンサーに返信した。

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また、スウェーデンのプロスキーヤー ヨハン・ヨンソンもテリエの最初のリツイートに反応し「尊敬していた人だけにガッカリしたよ」として、「ほとんどのスノーボードメディアは無反応だね。想像してみな、これがダニー・デービスのカミングアウトだったとして、もしスキーヤーのレジェンドがこんなジョークを飛ばしていたとしたら・・・。」と逆にスノーボードメディアがダニーを称えて、ジョークを飛ばすスキーヤーレジェンドをフルボッコにするだろうとの皮肉の内容の返信をした。

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海外の有名スノーボードサイト『Yobeat.com』も一連のやりとりに反応し、「同姓愛者に偏見があることはアクションスポーツ界にもあるよ。でも彼らが言ってるこれはジョークだって思いたいね。」とバカな発言は止めてくれと言わんばかりに返信した。

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他にも一般ユーザーから「スノーボードの技術と頭の良さは比例するわけじゃないんだね。」とテリエに失望するコメントや、「もちろんこれは問題ないよ。ただ性について話してるだけだからね。みんなもっと同姓愛者を嫌おう!そしてテリエを支持するんだ!」といった同性愛者をヘイトする過激なコメントまで返信されプチ炎上に発展している。

そしてテリエは翌日に「いつも誰かが異常に基づくゲイという仲間に入る事にショックを受けるよ。僕にとって性とはつまらないことだけどね。#個性 #TVショー」とゲイという個性が生まれる事を残念がる内容のツイートをした。

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また、トッドも翌日に「尊敬とは140もしくはそれ以下の性格を用い、人生の時間を有意義に過ごすこと。」とツイッターの140文字という文字制限に絡めて人生に失敗しないようにと、テリエのリツイートに皮肉したともとれる内容のツイートをした。

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アメリカでは今年6月、同性婚を憲法上の権利として認めるとする判断を示し、事実上の合法化となった。日本でも渋谷区が同姓カップルを「結婚に相当する関係」として11月からの証明書の発行へと動いている。

テリエの発言が大きな炎上や社会的な問題には発展していないが、世界が同性愛を認める方向へ動いている中、非常にデリケートな問題だけに、気軽な発言はマイナスの影響が出る可能性もありそうだ。



(via: @terje_haakonsen

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