Line36

角野友基など多くのトップライダーを輩出してきたスノーボード練習施設「KINGS」を運営する株式会社レスポンスエンジニアの代表・押部宣広氏は20日、スノーボード練習施設に関する特許技術を侵害されたとして、「LINE36」に対して訴訟の準備を始めたと自身のフェイスブックで明かした。
株式会社レスポンスエンジニアは、独自に設計したランディングに斜度のある立体型エアマットなどを開発し、「エアマットランディングシステム」として2013年に国際特許申請している。

LINE36は、現在スロバキアのブラチスラバに建設中のスノーボード練習施設。「我々は、年間を通してスノーボード・フリースタイルスキーのスキルを向上させるための機会を提供します」とし、3m、8m、10mの3つのジャンプのトレーニングコースが用意される予定でいる。

Line36

かなりKINGSを意識して設計されているようだが、それもそのはず、以前に関係者がプロスノーボーダーらと日本に来て、実際に千葉KINGSを体験していった模様。その時の様子の動画をLINE36のホームページにも堂々と掲載までしている。ナショナルチームやコーチまで来て調べつくして帰って行ったという情報もあるようだ。

押部氏のフェイスブックによると元々は昨年の6月に、Matej Matysと名乗るスノーボードインストラクターから「KINGSのような練習施設を作るのにはどうしたら良いのか?」という問い合わせがあり、契約内容等を丁寧に返信すると相手からの連絡が途絶えてしまったという。「ここまでは、よくある話。国内でもそんな話はごまんとありました」と、その時はいつもの事として気にしていなかった様子。

Line36

その後、スロバキアでKINGSのコピー施設が建設されているという情報が入り調べていくと、LINE36に辿り着く。そして再びMatej Matysと連絡を取ると「知らない、手伝ってるだけだ」と、シラを切られたという。

そして担当者を紹介され連絡をしても、独自に運営会社をつきとめて連絡をしても、どちらも全くの音信不通。大使館に連絡をしてようやくメールが返ってくるも「何故お前に答えないといけない?」「お前は日本、こっちはスロバキア。関係ない」と強い姿勢を示してきたようだ。さすがの押部氏もこれには「まあコピーしておいて偉そうです」と、あきれた様子。

押部氏は「弊社はこのシステムにおける国際特許申請は済ませてあり 無論、EUも加盟国です」と、ヨーロッパでも特許権利が有効だと主張し、「しかし、訴えるとなるとそれはそれは大層な事になります」と訴訟も一筋縄ではいかないと嘆いた。

Line36

そして「海外に友人のいる方もスロバキアの施設『Line36』はフェイクだと伝えてあげてください」と呼びかけ、「お金が欲しいわけではありません」「ただただ、対応が失礼すぎてムカツクのです。日本人を舐めすぎです」と相手の対応に怒りを爆発させた。

相手側の全員がシラを切るので「彼らを知る人、もしくはこの施設に関して知っている方がいれば情報下さい」と、情報提供を呼びかけた。

また、「今でも、スマートに解決するなら訴訟だのは起こしたく無いと思っています。最悪な事態にならないよう、気が向かれた方はご協力お願いします」と、もめ事が嫌いだという押部氏は平和解決を望んだ。

最後には「国内のコピー会社さんもいい加減にしときなさいね。面倒くさいから放置してるだけですよ。特許を国内移行し審査請求に入ってますので下りれば項目にかかっている施設はアウトですよ」と、国内のコピー会社・施設にも警笛を鳴らした。

(Photo: スロバキアに建設中のスノーボード練習施設)
(via: キングスレイーズ 押部 facebook

▼チェコ(スロバキア)のスノーボードチームが千葉KINGSに来たときの動画



▼埼玉クエストにもスロバキア人の偵察が来ていた模様。国内からも偵察が来ていると代表でもあるファーストチルドレンの佐藤康弘が綴っている。ちなみにクエストはKINGSから独立した正規のフランチャイズだと悪い噂を一掃もしている。

It's not too late to go through procedure.The system is protected by international patent.Please peacefully solve this...

Posted by 佐藤 康弘 on 2015年6月20日


【関連リンク】
○LINE36公式サイト
http://line36.sk/

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