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スノボの霤蝶た遊、札新陽高へ 夢は平昌、海外転戦

札幌市立中の島中を卒業し、4月から札幌新陽高(札幌市南区)に進学した霤蝶た遊(15)は今季、初めてスノーボードのナショナルチームに選抜され、海外を転戦した。目標は2018年の韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪への出場。高校生になり、夢を実現させるための向上心は日々強まる。「スノーボードを楽しむ気持ちを大切に、心身ともに成長したい」と話す。
種目は、14年のソチ五輪で初めて採用されたスロープスタイル。ジャンプ台や金属製のレールを組み合わせたコースで技の難易度や完成度を競う。大会では最大で15メートルを超えるジャンプ台が舞台。スタート地点に立つと普段の穏やかな表情は一変し、集中力が一気に高まる。「怖さよりも、技を成功させてゴールすることを想像しワクワクしている」と話す。

体の柔軟さを生かしたジャンプのしなやかさが特徴。昨年4月にオーストリアで開かれたスノーボードのジュニア世界大会「ワールド・ルーキー・ツアー」の15歳以下男子の部で優勝するなど実力が認められ、全日本スキー連盟のスノーボードナショナルチームの一員となった。

昨年夏以降、南半球のチリやニュージーランドのほか米国で滑り込み、今年3月に中国・亜布力(ヤブリ)で開かれた世界ジュニア選手権で5位に入賞した。

目標とするのは、ソチ五輪の日本代表だった角野(かどの)友基選手(18)。角野選手は今季、世界最大規模の大会「USオープン」で縦回転を組み合わせた4回転半のジャンプを成功させ優勝するなど躍進している。

3月27日に夕張市の夕張マウントレースイスキー場で開かれた全日本選手権では、角野選手に続き準優勝。大会後は同スキー場で2日間、練習を共にした。角野選手から集中力の大切さを学んだといい、「いつかは超えなければならない存在」と話す。

シーズン中は、札幌市南区のフッズスノーエリアを練習拠点とする。放課後、自宅から地下鉄とバスを乗り継ぎ通う。8日の入学式は遠征のため出席できなかったが、「勉強や新しい友人との出会いも楽しみ」と高校生活に胸を膨らませる。中学校の卒業式で「五輪で活躍して」などと同級生からかけられた励ましの言葉もこれからの糧だ。「オリンピックでメダルを取れると信じている。1日1日を大切にしたい」

(写真:これまでに出場した大会のゼッケンが飾られた自宅で活躍を誓う濱田君)

北海道新聞
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0121410.html

▼濱田は現在オーストリア・イシガルで行われている「VOLKL WORLD ROOKIE FINALS」に参戦中



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