田茂萢沢

八甲田で不明の男性死亡/青森、スキー中に転落か

30日午後4時25分ごろ、青森市荒川寒水沢の八甲田スキー場付近の山中を流れる田茂萢沢で、滑降中のスキーヤーが男性の遺体を発見した。
青森署が身元を調べた結果、29日から同スキー場付近で行方不明となっていた同市新城平岡、無職鳴海勝一さん(73)と確認された。

現場の雪面には直径数メートルの円い穴が空いており、同署は雪解けで空いた穴に鳴海さんが気付かず、スキー中に沢に落ちて低体温症になった可能性があるとみて調べている。

青森署によると、現場は八甲田ロープウェー山麓駅から北東約500メートルの山中を流れる田茂萢沢。鳴海さんは、雪面から約3メートル下を流れる沢でうつぶせの状態で倒れていた。スキー靴を履いていたが、板は外れて沢の中にあったという。

鳴海さんは、29日にスキーに出掛けたまま行方が分からなくなっていた。30日午前に家族から捜索願を受けた青森署などが現場一帯をヘリなどで捜索していた。

同スキー場の一部を管理する「八甲田ロープウェー」によると、発見現場は既存のスキーコースではなく「危険箇所」としている場所で、「角度の急な沢があり、さらに雪が積もるとその沢が見えなくなる」(担当者)。

コースからは、ネットを乗り越えないと進入できないが、近年は天然の斜面を滑る「バックカントリー」として、現場区域を滑降するスキー客も「少なくない」(管理会社担当者)という。

(写真:イメージ=所々流れが開いたが田茂萢沢 | 青森の自然

東奥日報社
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