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スノーボードのワールドカップ(W杯)は28日、北海道旭川市のサンタプレゼントパークで男女パラレル大回転の今季最終戦が行われた。
女子ではソチ五輪銀メダルの竹内智香が5位に入った。予選を1位で通過したが、決勝トーナメントの準々決勝で、1月に行われた世界選手権を制したのが記憶に新しい41歳のクラウディア・リーグラーに敗れた。竹内は今季の種目別ツアーランキングでは4位となった。

一発勝負の難しさを改めて知った。14年ぶりに地元旭川で開かれたW杯で、意気込んだ竹内がはね返された。予選は赤、青2コースでの合計タイムで1位と総合力は存分に示したが、勝てなかった。

対戦型の決勝トーナメントは1回の滑走で勝敗を決める方式で、予選成績上位者がコースを選べる。世界女王リーグラーとの準々決勝で、竹内は青を選んだ。ほぼ横一線だった中盤の旗門で右回りのカーブが膨らみ、そのまま盛り返せなかった。

1回戦は赤で勝った。赤は終盤に加速する一方で序盤の雪面が荒れており、青は状態が良かった。無難に滑ってリーグラーのミスを誘う思惑は実らず、「コース状態が変わり、悩んだ。今季はコース選びに苦労させられる」と実感を込める。

銀メダルを獲得したソチ五輪の翌シーズンとあって、今季は気持ちが乗らないこともあった。それでも、地元開催のW杯で競技の魅力を伝えることを一つの支えにしてきただけに「大事な大会で上位にいけず、悔しい」。コース選択は戦略。それも実力と考えれば、まだ伸びる余地はある。 

家根谷依里は準々決勝で敗れたが、今季最高の8位。決勝トーナメント1回戦は序盤のミスで遅れながら冷静に挽回し、ソチ五輪銅メダルのザワルジナ(ロシア)を0秒07差で逆転。「失敗してからスピードに乗れた」と振り返ったように、納得のレースだった。

今季はオフの陸上トレーニングで体幹を鍛えながら、男子の滑りも参考にしてレベルアップを図ってきた。W杯は開幕戦以来となる予選突破で、「技術と体のバランスがだんだんつかめてきたところ」。ようやく浮上の兆しが見えてきたようだ。

優勝はオーストリアのユリア・デュモビッツで通算3勝目。種目別は同じくオーストリアのマリオン・クライナーが既に優勝を決めている。

男子ではスロベニアのジャン・コシールが制し、通算3勝目。種目別優勝も決めた。日本勢は7人全員が上位16人による決勝トーナメントに進めず、神野慎之助の18位が最高で、川口晃平は19位だった。

女子パラレル大回転 ファイナル リザルト:
Rank Athlete Country Results
1 DUJMOVITS Julia AUT
2 ZOGG Julie SUI
3 LEDECKA Ester CZE
4 RIEGLER Claudia AUT
5 竹内智香 JPN
6 KREINER Marion AUT
7 CALVE Caroline CAN
8 YANETANI Eri JPN
9 ZAVARZINA Alena RUS
10 JOERG Selina GER

women podium

▼女子決勝4位までのラン。※外部サイト(youtube)に飛びます。
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男子パラレル大回転 ファイナル リザルト:
Rank Athlete Country Results
1 KOSIR Zan SLO
2 BUSSLER Patrick GER
3 DETKOV Stanislav RUS
4 MICK Christoph ITA
5 BERGMANN Alexander GER
6 REITER Justin USA
7 PAYER Alexander AUT
8 MARGUC Rok SLO
9 MARCH Aaron ITA
10 FISCHNALLER Roland ITA

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▼男子決勝4位までのラン。※外部サイト(youtube)に飛びます。
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(Photo1:予選1位で決勝Tへ進出した竹内智香 | 時事通信
(Photo2-3:FIS SNOWBOARD WORLD CUP
(via:時事通信1, 時事通信2, 毎日新聞

○SAJ 全日本スキー連盟
http://www.ski-japan.or.jp/

○FISスノーボードワールドカップ旭川大会
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/sport/FIS_snowboard/FIS_sbwca.index.htm

○FISスノーボードワールドカップ旭川大会 | facebook
https://www.facebook.com/fis.snowboard.worldcup.asahikawa

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