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苗場スキー場の公式facebookにて5日、「【コース外滑走の怖さ】」と題する投稿がされると、現在までに3300人以上の「いいね!」と、340件以上ものシェアで瞬く間にネット上で拡散され注目が集まっている。
これは先日、かぐらスキー場で行方不明となっていた男女3人が無事救助された遭難事故を受け、改めて「コース外滑走」について言及する内容となっている。

苗場スキー場では地形柄バックカントリー目的の利用者が少ないが、それでもロープを張ったコース外滑走する人が後を絶たないそうだ。

スキー場がコース外として滑走を禁止している場所には、「地形的・雪崩・亀裂」などそれなりの危険な理由があると、この投稿で訴えている。

そして天候によって変わるコンディションは、「ゲレンデ内は絶対に安全」では無いことを理解して欲しいとしている。

「ルールを破る人がいれば規制や取り締まりを厳しくしなければなりません。スキー場も規制はできるだけ増やしたくないのです。」と、これ以上の規制はしたくないとも訴え、「みなさん自身が事故の当事者にならないように、もう一度コース外滑走について考え、ご理解いただき、HAPPYなスノーライフが送れることを願っています。」と、締めくくっている。

今一度、禁止区域のコース外滑走について考えてみてはいかがだろうか?

以下、全文。

【コース外滑走の怖さ】 | 苗場スキー場 facebook より

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今回報道されているコース外に出ての遭難事故を受け、あらためて「コース外滑走」について考える機会にしていただきたいと思います。

苗場スキー場はかぐらスキー場のように登山をしてバックカントリーを滑るという地形・構造ではないので遭難というのはあまりありません。

バックカントリーを目的としたお客さまは基本的に少ないと言えます。

しかし、一旦コースを外れると危険な場所も多いという状況の中、管理区域外を滑る「コース外滑走」が後を絶ちません。

なぜでしょうか。

「スキー場はすべてが管理されていて安全だと思っている」とか「管理されていない斜面の怖さを知らない」人が多い気がします。

コース外滑走は「いけない」とわかっていながらロープやネットをくぐり、このくらいなら平気だろう、自分だけは大丈夫だろう、他の人もやってるから、と自己の欲求だけを満たそうとする危険であり残念な行為です。

今回の遭難事故もそういった「甘え」から起きたものだと当事者が言っていましたね。

スキー場が設置しているロープやネット、看板には意味があります。

コース外滑走を規制・禁止する理由は

・地形や構造が危険
・雪崩が発生し巻き込まれる危険
・雪崩が発生し下部にいる人を巻き込む危険
・亀裂や穴が開いていて埋没してしまう危険

など、すべての人の安全を確保するために必要だからです。

決して「いい斜面をみなさんに滑らせたくない」から設置しているのではありません。

苗場スキー場も管理区域内のゲレンデでできるだけみなさんに楽しんでいただけるように、毎年少しずつではありますが滑走エリアの拡張や地形改良を実施しています。

コース外に出なくても安全で楽しいゲレンデがたくさんあります。

しかしスキー・スノーボードは自然の中で楽しむスポーツです。

毎日、天候も違えば雪質もゲレンデ状況も違います。

「ゲレンデ内は絶対に安全」ではないこともご理解ください。

また滑走中はすべて自己判断に委ねられ、スキー場はみなさんの行動や判断をコントロールすることができません。

ご自身の安全はご自身で守るということを忘れないでください。

ルールを破る人がいれば規制や取り締まりを厳しくしなければなりません。

スキー場も規制はできるだけ増やしたくないのです。

みなさん自身が事故の当事者にならないように、もう一度コース外滑走について考え、ご理解いただき、HAPPYなスノーライフが送れることを願っています。



○苗場スキー場
http://www.princehotels.co.jp/ski/naeba/

○苗場スキー場 | facebook
https://www.facebook.com/SnowNaeba

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