記者会見

新潟・湯沢町のかぐらスキー場で、行方不明となっていた男女3人が、4日朝、無事救助された。3人は、神楽ケ峰の頂上から、スキー場とは反対側のおよそ2kmの地点で発見されたという。
東京からスノーボードに来ていて、2日から連絡が取れなくなっていた3人は、その後の記者会見で、救助までの恐怖を涙ながらに語った。

救助された練子広寿さん(45)は「冬の山というのは、本当にこんな恐ろしいものなんだなと...。テレビとか、うわさでは本当によく見ているんですけれど、やっと...、やっとその恐ろしさがわかりました。本当に生きて帰ってきたので、仲間とかにも伝えたいです」と、涙ながらに語った。

新潟・湯沢町のスキー場で、スノーボードに出かけたまま、2日から連絡が取れなくなっていた東京都在住の男女3人。警察などが捜索を行っていたが、4日午前8時50分ごろ、行方不明になったとみられる山の山頂から、およそ2km西側で、新潟県警のヘリに発見され、無事に救助された。

新潟県警が撮影した、救助の瞬間の映像には、救助を待つ3人の姿が見える。1人ひとりに器具をつけ、ヘリコプターでつり上げた。3人は昼すぎ、会見を行った。

救助された練子さんは「やはり、2日間の疲労が、思ったより体を動かせなくて。朝起きて、命があるかなって、自信がないのをちょっと思った時に、ヘリコプターの音が聞こえたので、本当にほっとしました」と語った。

共に、スノーボード歴は10年のベテランだが、コース外に入り、そのまま道に迷ってしまったという。救助された練子さんは「雪が大変多くて、今まで知っている(頭の)中で、映像で残っている道が、全く違う状況になっていた」と語った。

道に迷ってからの2日間、どのように寒さをしのいでいたかについて、練子さんは「雪洞を掘って。あとは朝、次に行動できる時間まで、体を休めているという。それを2日間、繰り返していた。行動食のあめとかチョコレート、お水も本当に、ちょっとしたものぐらいしか、持っていませんでした」と語った。

3人は雪洞を掘って、その入り口にスノーボードを立てかけ、さらに、隙間風を防ぐため、大きなアルミ製のシートを張り、寒さをしのごうとしていたという。

救助された練子さんは「ストックを握ることもできなくなってくる。手先が凍っていくのが、とにかくつらかった」と語った。登山届が必要なエリアだったのにもかかわらず、提出をしていなかったという3人。現在の心境について問われると、妻・真美さん(44)は「自分の無謀さを今、大変反省しております」と語った。

山本亜紀さん(40)は「こんなに死を感じたことはないので、これからは、このようなことがないように、自己管理をしっかりしていきたいと思います」と語った。広寿さんは「(コース外は)ゲレンデよりは、誰にも侵されていないものが残ってるから、行ってみたいという気持ちだけで行くんですけど。リスクをかけてまで行くという発想が、僕からはなくなりました」と語った。






▼このリンク先のブログに遭難の恐怖が細かく綴られていて、今回の遭難事故と似たような状況もあり、凄く参考になるかと思います。ちょっとした軽い気持ちでコース外を滑るのは命を失うリスクがあるということを忘れないでください。

▼噂通り救助には莫大な費用がかかります。命をかけてまで、超高額な救助費用をかけてまでコース外を滑りたいですか?ロープをくぐる前にもう一度考えてみましょう。

【関連リンク】
○かぐらスキー場
http://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/

○かぐらスキー場 | facebook
https://www.facebook.com/snowkagura

【関連記事】
不明の男女3人を無事救助!凍傷があるものの命に別条なし!かぐらスキー場での遭難事故