Milos Kmento

多くの人が“スノーボードは若い人向けのスポーツ”だと思っているかもしれない。しかしながらこのMilos Kmentoは違うようだ。
スロバキアのフィルマー Patrik Paulinyiが公開した、“62歳ながらスノーボードに熱中するご年配スノーボーダー”をフィーチャーしたドキュメンタリー ショート ムービー「JUST GO」が話題になっている。

62歳といっても見た目は弱々しいお爺ちゃんだ。それなのにレールも、バックカントリーもガンガン攻めていく年齢を感じさせない勇姿に、「凄い!」「オレより上手い」「こう歳をとりたい」といった声があがっている。

このショートムービー「JUST GO」はスケートボードをしているMilosのシーンから始まる。

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「私は多くの若者達と会って、この歳の大人達がやらない事をやっている。この歳になると人々と楽しむことが難しいのも分かっている。私は若者たちをよく理解しているから彼らと共にいる必要があるのさ。」と、Milosが語る。

そして、膝が痛いと言いながらもプロテクターとウェアーを着たMilosは、「退職後に家で過ごしたり、ガーデニングしている一般的な姿が私には想像がつかない。」と、今日もまた雪山へと車を走らせる。

「自分に『60歳なんてまだまだこれからだろ』って言い聞かせてるんだ。」と、雪山に着けば若者達と合流し挨拶を交わした。もちろん“若者流”の挨拶だ。

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「スノーボードが好きなのはアドレナリンじゃなくて、乗り方やトリックの習得、誰かに教えたり、常に問題を解決しなくちゃいけないスポーツだから好きなのさ。」というのがハマった理由だそうだ。

でもこの歳になると体の神経的に習得するのが難しくなり、若者が5回で習得するところを、20回はかかったり、時には50回もかかってしまうそうな。それでも最後にはやれば出来ると自分のライディングをビデオに撮影しては熱心に何度もチェックをする。

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「目標に向かって一生懸命にやっても、形が有る物ならいつかは壊れてしまう。でも気持ちや思い出といった記憶はずっと残る。アルツハイマー型痴呆症にでもやられない限りね。」と、Milosが語る。

「スノーボードはウォーキングなんかより簡単だよ。準備して行くだけ(JUST GO)さ。」と続けた。

最近は甥っ子が生まれ、その子の両親の賛成があれば是非ともスノーボードを教えてスノーボーダーにしたいそうだ。


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