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先月の始めに、ホルダー・ヘルガソンが自身のInstagramに「Nike Snowboardingへのさよならフォト」を公開し、そのフォトに添えられたコメントがNikeをディスってると話題になったのを覚えているだろうか?
海外サイト「ピラミッドマガジン」が掲載したホルダーへのインタビューの中で、そのInstagramの件についての真相に迫った質問まで行われていた。
インタビュアーが「君が最近公開したInstagramに、もうスノーボード業界に戻ってくるなってNikeに向けてコメントしたようだけど、それはどういう意味だったのかな?」と、聞くと、

「まぁ素直な気持ちを書いただけだよ。多くの人がオレがナイキをディスってるとかって勘違いしているようだけど、それが全てじゃないんだ。Nikeスノーボードで働く人達みんなへの感謝と、利益重視な企業としてのナイキで働く人達への糞くらえってのとね。」と、ホルダーが答えた。

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「もう3回もスノーボード業界に出たり入ったりしてるんだ。4回目もまた戻ってきてもダメでしょ。誰が業界に入ってこようと知ったこっちゃ無いけどさ。ちゃんとした連中であるならね。」と続け、

「大型のクロージングカンパニーはたいてい大きな企業が後ろ盾してるけど、でもちょっとくらい不景気になったからってすぐに後退したりはしないでしょ。」と、ナイキが直ぐに撤退するのを繰り返す悪い企業体質についてふれた。

そして「ライダー、イベント、メディア、プロジェクトなんかをサポートしているブランドはみんな、大きな企業が入ってくると売上げが落ちる。だから、この世界に来ることに値する何かを持ち込む必要があると思う。」と、大きなブランドが入ってくると、小さなブランドがどうしても負けてしまうことに言及する。

自らいくつかのブランドを運営するホルダーにとっては、尚更リアルに感じていたのだろう。

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「オレがナイキからオファーを受け、DCから移籍した時に、彼らはスノーボード界でどうしたいかについて真剣に話してくれたし、ドリームチームも結成した。ただのライダーじゃないぜ、業界でも名の通った最高のメンバーでオレは気に入ってたよ。だからこそその時ばかりは彼らが真剣にスノーボードに取り組んでいたと信じてたさ。」と、ナイキに信頼と期待をしていた事も明かし、

「Nikeスノーボードがオレにしてくれた事全てを本当に感謝してるって事を言わないといけないね。そこでみんなとヤバい時間を共有してたし、それが続くことを望んでたさ。でも、しょうがないんじゃないかな。長い目で見たらスノーボード業界にとってはいいことだと絶対思うよ。」と、再び感謝と持論を述べた。

大型ブランドが利益重視で出入りを繰り返し、小さなブランドや業界に影響を与えるくらいなら、いっそ撤退してくれたままの方がスノーボード業界は良い方向に行くと、それがホルダーが公開したあのInstagramでナイキへ感謝の裏で言いたかった真相のようだ。

(Photo Credit:Halldor Helgason facebook

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