今年4月の全日本選手権出場時に子どもにサインをする竹内(右)

ソチ五輪スノーボード女子パラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内智香(30)=広島ガス=がプロデュースしたジュニア用ボードが、来年3月に発売予定であることが分かった。
自身が開発を企画し、9月にはスイスでの最終テストも終了。来年3月に行われる東川町内の大会でお披露目される予定だ。

女子スノボ界のパイオニアが、競技普及の面でも伝道師となっていく。「第2の竹内」育成に向けて、銀メダリストが競技普及にも尽力していく。

今季初戦となるW杯カレッツァ大会(13日・イタリア)に向けて欧州遠征中の竹内は、以前から希望していた子ども用の板の開発について「普及を考えた時に、まず最初に大切だと思ったのがジュニアボードを作ることでした」と説明する。

ソチ五輪後の今年4月から、自身の板の開発も行っているスポーツ用品製造会社で金型を起こし、7月末に試験用の板1本が完成。9月にはスイスで最終テストを行い、大きな問題もなかったためほぼ完成に至ったという。

これまでの経験から、板の扱いやすさを重視するようアドバイスした。

W杯に出場するトップ選手はチタナールという重い素材で板を作ることが多いが、コントロールが難しく転倒して破損しやすいという。そのため、ジュニア用はガラス繊維よりも強い素材を用いて軽量化。

これまではジュニアでも3キロを超えるものが主流だったが、フリースタイル(約2・5キロ)に近い重さで競技用としては最軽量に近い。板の幅も狭めた分、扱いやすい設計になった。

今回は120、130、140センチの3種類の長さを用意。

来年3月に東川町内で開催される大会時にお披露目され、その後に販売を開始する予定だ。価格もなるべく低額にする方向で話が進んでおり、竹内は「東川でのイベント時に子どもたちに無料体験をしてもらえれば」と話している。

(写真:今年4月の全日本選手権出場時に子どもにサインをする竹内(右))

スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000181-sph-spo