シャトレーゼが「小海リエックス」買収
テニスやスキー 滞在型リゾート目指す

菓子メーカーのシャトレーゼ(東八代郡中道町下曽根、斉藤寛社長)は十六日までに、
長野県小海町の複合リゾート「小海リエックス」を運営する川鉄商事(本社東京)の子会社、
松原湖高原開発(同町)を買収した。
社名、施設名はそのまま引き継ぐ。

同施設は一九八五年にオープン。ゴルフ場、テニス場、スキー場、ブライダル(チャペル、バンケットホール)、
ホテルの五事業を運営。施設の総面積は百七十八万五千平方メートル。

斉藤社長が会長に就き、シャトレーゼの札幌子会社、ガトーキングダム サッポロ総支配人の菊地勉氏が社長を務める。
現従業員はそのまま雇用を継続する。「ゴルフ場は会員制。
会員千二百十八人もそのまま引き継ぐ。
預託金の返還にも応じる準備を整えている」(斉藤誠シャトレーゼ関連事業本部長)という。
初年度売上高は十億円を目指す。

川鉄商事は、JFEグループで旧川崎製鉄系商社。
エヌケートレーディング(本社東京)と十月に経営統合するのを控え、資産圧縮のため売却を決めた。

シャトレーゼは二○○○年春に北海道栗山町のゴルフ場を買収したのをはじめ、
○一年夏には都留カントリークラブ(都留市法能)を、
○二年三月には札幌市のリゾート施設を買収し「ガトーキングダム サッポロ」をオープンした。

同年秋には「八ケ岳ザイラーバレースキー場」(長野県川上村)を中心としたレジャー施設を買収。
「シャトレーゼリゾート八ケ岳」として経営に乗り出した。

斉藤社長は「目指すは滞在型リゾート。
菓子作りの行程を、お客さまに見ていただくための拠点施設にしていきたい」と話している。