練習で高いジャンプを披露する広野あさみ選手=いずれも立山町芦峅寺で

広野あさみ選手(富山)

九月にニュージーランドで開かれたスノーボードの国際大会で、富山市水橋の広野あさみ選手(23)が六位に入賞した。

競技歴は高校卒業後からとまだ浅いが、目標とする二〇一八年平昌五輪でのメダルに向け、めざましい成長を見せている。
広野選手が出場したのは、今年のソチ五輪から競技に採用され、ジャンプや手すり上での滑りなどの技の完成度を競う「スロープスタイル」。

五輪後の六月に日本代表に初選出され、五輪代表選手が多く参加した今大会で国際大会初の入賞を果たした。

高卒後に挑戦「練習量負けない」

高校まではソフトテニス一筋だった広野選手。兄がスノーボードをしていた影響で、テレビで試合を見ることが多かった。「空中での回転など女性でもかっこいい技をきめるのが強く心に残った」。

卒業後の進路を考えた時、心機一転スノーボードへの挑戦を決め、全日本ウインタースポーツ専門学校(新潟県妙高市)に入学した。

4年後の五輪に向け抱負を語る広野あさみ選手

午前十時から午後十一時までの厳しい練習を毎日こなし、一〇年にプロ資格を獲得。翌年の卒業後は、国際大会にも挑んだが当初は結果を残せなかった。

「海外の強豪選手と比べ、自分には大舞台の経験が少なく、力を出し切れてなかった」と広野選手。現在は一年のうち四カ月間は富山で調整し、残りは米国など海外で練習や試合を重ねている。

広野選手の武器は、高いジャンプと力強い滑り。「周囲の選手より競技年数が少ない分、練習量で負けるわけにはいかない」という努力のたまものだ。

「着地のミスを防ぐなど技の正確さを高め、平昌五輪では表彰台に上がりたい」とさらなる飛躍へ意気込む。

(中日新聞:http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20141008/CK2014100802000030.html


<関連記事>