リフトのワイヤを確認する職員=高山市高根町で

御嶽山麓にある高山市高根町のスキー場「チャオ御岳スノーリゾート」が、今冬の営業に向けた準備を始めた。

今も捜索活動が続く山頂から事務所まで六キロほどの距離にあり、噴火直後は営業を自粛すべきかどうか迷ったが、風評で落ち込んだ周辺の観光客を取り戻そうと動きだした。
チャオ御岳スノーリゾートが「被害なし」と発表するも“今日のゲレンデ”写真が大丈夫じゃなさそうな件。

先週初めごろから作業をはじめ、六日はリフトの作動を確認。支配人の日向真樹(ひなたまさき)さん(40)は「捜索が行われている中で、のんきに商売してていいのか」と考え、今季の営業にためらいもあった。

「葛藤は今もあるが、活動をしないと町も元気にならない。これがわれわれの役目」と思い直した。

スキー場の営業は周辺の宿泊施設にとっても死活問題だ。県や高山、下呂市などが高地トレーニングの合宿地として売り出す飛騨御嶽高原トレーニングエリアでは合宿客のキャンセルが相次いでおり、これに歯止めをかけたい思いもある。

噴火初日は指で文字が書けるほどの灰が降ったが、日向さんによると、その後はほとんど降灰が見られない。噴火の状況次第ではあるものの、例年とほぼ同じ十一月二十九日の開業を目指している。

(中日新聞:http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20141007/CK2014100702000014.html