北朝鮮のスキー場

「いかなる国からでも投資を受け入れる」――。

北朝鮮は20日、中国東北部の大連(遼寧省)のホテルで投資説明会を開き、経済強化のために積極的に外資を誘致したい考えを表明した。
工業団地に加え、スキー場やビーチの写真を映し出し、投資機会を紹介した。

対外経済投資協力委員会の金慶洙副委員長を団長とする一行が売り込んだのは日本海側の元山(ウォンサン)エリア。「ロシア、中国、日本から1〜2時間。税金も安い」とアピールした。

プレゼンテーションの後は質疑に応じた。参加した韓国系米国人の企業経営者ポーラ・パクさんは「スキー場に興味がある。投資金額に上限はあるか」と質問した。北朝鮮側は「無制限」と答えた。

駆けつけた韓国外交官は「パワーポイントを使ってPRし、質疑に柔軟に応じている姿に驚いた。以前なら考えられない」と語った。

ただ、プレゼンをした北朝鮮の当局者は日本メディアとの名刺交換は拒み「日本政府が制裁を解除するまで、日本の記者と話すことはない」と歩き去った。

(日本経済新聞:http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM20H0C_Q4A920C1FF8000/