アマーバッケ火力発電所

デンマークの首都、コペンハーゲンの中心部に建設中のアマーバッケ火力発電所では、人々にもっと身近な施設になってもらおうと大胆な設計が採用されている。

奇想天外な未来型建設物のデザインを得意とするビャルケ・インゲルス・グループ(Bjarke Ingels Group)が提出して勝ち取ったデザイン案はなんと、「31000平方メートルある発電所の屋根の上にスキー場を造る」というものだった。
アマーバッケ火力発電所

「デンマークでは雪が降っても平坦な土地しかない」とインゲルス氏は説明する。

「ソチオリンピックでデンマークはメダルを一つも取れなかった。この発電所に傾斜をつけることによって人々が練習し、少しでもそんな状況の改善に貢献したいと考えている。」と語った。

アマーバッケ火力発電所

廃棄エネルギーを利用したこの発電所施設は、冬にはスキー場に、夏には木々を通るハイキングや、壁のクライミングなどが出来るようになる。

さらに、1トン分の二酸化炭素が燃やされると、煙突からこの発電所のシンボルともなる水蒸気で出来た「リング(輪っか)」が吹きだされる。

アマーバッケ火力発電所

人々はそのリングを数えることで無駄なエネルギー消費をなくそうという意識改革に繋がって欲しいとしている。

このスキー場付き発電所の完成は4年後を目指している。

(via:FAST COMPANY