ほうきにまたがって滑り降りる参加者=井沢夏穂撮影

ガイドの掛け声に背を押され、スタート台から踏み出す。ワイヤロープに体を預けると、森の中を一気に滑り降りた。時速20〜30キロに達するというスピードで、標高1000メートルの風を切るのは爽快だ。

冬はスキー場になる郡上市高鷲町の「ひるがの高原コキアパーク」のアトラクション「ジップラインアドベンチャー」。滑車のついた装具で体をつり、木と木の間に張られたワイヤロープを滑って移動する。2012年に、東海地方では初めて登場した。
全長65〜143メートルの6コースの滑空に加え、ゲレンデの森の散策を楽しめるのが特徴。「幹の傷は、熊が爪でひっかいた跡です」。ガイドの長谷川祐樹さん(26)の解説に、子供も大人も興味津々だ。

ほうきを足に挟んで滑った三重県桑名市の小学2年、佐藤みのりさん(7)は、「魔女になったみたいでうれしい。日記帳に書こう」。森で拾った木の皮を大切そうに握りしめていた。

10月26日まで。身長1メートル20以上、体重25〜120キロが参加の条件。体験料は3800円。問い合わせは同パーク(0575・73・2311)。
(読売新聞)

ひるがの高原コキアパーク
http://www.hiruganokogen.com/summer/