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全日本スキー連盟(SAJ)の今季の選手強化費が、「五輪でのメダル奪還」を命題に約4億円をつぎ込んだ昨季の反動もあり、約4割減の約2億4000万円に減ることになった。

スキー、スノーボードの日本勢は、選手達の活躍もあってソチ五輪で7個のメダルを獲得。しかし2014〜15年シーズンは苦しいやりくりを迫られる。


古川年正競技本部長は「これでは強化できない。せっかくメダルは取ったのに」と嘆くが、強化費が減るのは想定されていた。

予算を組む総務本部は昨年の理事会から「五輪シーズンは強化への支出は惜しまないが、翌シーズンは厳しくなる」と繰り返し説明。もともと運営に工夫が求められていた。

それでも夏を迎えると、現場のコーチから「スケジュールが立てられない」などと不満と焦りの声が上がった。強化本部の幹部と現場との間で情報共有が不十分であることを露呈した形だ。

今後、強化費が大幅に増えることは望めない。4年後の平昌(ピョンチャン)五輪へ向け、効率的に強化を進めなければ、結果的に選手にしわ寄せがいくのは目に見えている。
(スポーツ報知)

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