Jason Murphy(ジェイソン・マーフィー)がGen-X(現Simsの親会社)に対し訴えを起こした。


Jason Murphy.

スノーボードはそれぞれの個性によって支えられ、繁栄し続けたスポーツである。
Palmer(パーマー)、Kelly(ケリー)、White(ホワイト)、Walker(ウォーカー)などの名前はスノーボードと同じ定義を持ち、
プロライダー達やプロモデルボードもこの業界の定着物である。

しかし肖像権や名前などを使って商品を販売する企業に対し、プロライダー達はどのような権利を持っているであろうか?
元Simsのライダーであり現Atomicのライダー、ジェイソン・マーフィーはそれについて今答えを出そうとしている。



4月29日にジェイソン・マーフィーはGen-X Sports, Inc.と親会社のHuffy Corporationを相手取り、
カルフォルニア中央地区連邦裁判所に訴訟を起こした。

マーフィーの弁護士によると「2002/03 Sims Jason Murphy Pro Model」のボードが無許可のまま販売されたことが原因だ。
広告の権限、アンフェアな競争、そして不正等な利益を挙げ、$200,000を越える損害賠償金を求めた。

Sims Distributionの現CEOのジョン・テクスターが以前Simsのオーナーであった時、
マーフィー含む他のアスリート達はプロ契約をしていたが、マーフィーのプロモデルボードがあるにも関わらず、
Gen-XがSimsを買収したことにより、その契約は無効(破棄)となってしまったのである。

その後Gen-Xはマーフィーや元Simsのチームライダー達に、生産されたジェイソン・マーフィー・プロモデルなどのボード1本につき、
$15のロイヤリティを支払うことを提案してきた。

しかしマーフィーは以前Sims Distributionから肖像権とボードからのロイヤリティを貰っていたこと、
また他社からボード1本につき$30のロイヤリティをオファーされていたためGen-Xにも$30を請求した。

結局、契約は成立せず終わったが、Gen-Xは「2002/03 Sims Jason Murphy Pro Model」を販売したのである。
この 不法な販売 によってマーフィーは他社とプロモデル含むスポンサーの契約ができなくなってしまった。

現在Atomicと2年間契約を結んだが、Gen-Xの定額販売によってマーフィーの名声を傷つけられたと訴えている。

Huffy Corporationのブルース・ティーターは、
「訴訟についてのコメントはしない。今回の場合、まだ係争中なので」と、この件についてのコメントを避けた。