2003年2月26日(水)〜3月2日(日)まで今年も石打丸山にてNippon Openが開催された。



今年は例年に無く世界のトップライダー達の出場が少なかった。
それでもShaun White(ショーン・ホワイト)、 Daniel Franck(ダニエル・フランク)、
Guillaume Morisset(ギョーム・モリセット)といった世界の強豪たちが顔を揃え、日本人選手達と熱い戦いが繰り広げられた。

Superpipe at Nippon Open:

日本オープン最終日となる3月2日に、SHPファイナルが行なわれ、MEN’Sはショーン・ホワイト、
WOMEN’Sはドリアン・ビダルが、5日間に渡るHP頂上決戦を制した。

ショーンは、最初の1、2本はやや抑え気味だったが、本数を重ねることに、ルーティーンの難易度を上げ、
後半になると、フロント900→アッパーデッキミュートグラブ→720インディーグラブ→スイッチ720→アーリーチャック→
テールグラブ→トゥフェイキーメランコリーグラブをとてつもない高さでビタメイクした。



ドリアンは、バックサイドトゥイークから入り、アーリーインディーグラブ→テールグラブ→720→キャバレリアルメランコリー→
トゥーフェイキーテールグラブといったルーティーンを、すべてオーバーヘッドの高さでキメてきた。

SHPのスペックを存分に生かした高さ、トリックバリエーションの豊富さを見て、
誰もが文句の言いようのない2人の優勝だったと言えよう。

日本勢では、ケガで出遅れ、今大会が初参戦となった石原崇裕が、
フロントサイドで今大会一のハイエアを連発し、見事4位に入った。

「今までケガをしてたわりには調子が良かった。
それだけに(表彰台に立てなくて)すごく悔しかった。もう少しだった。」と、
本当に悔しそうな表情で表彰式を後にして行った。

WOMEN’Sでは、1発目からアッパーデッキで入り、安定したグラブ、
そして540を幾度もメイクした吉川由里の6位が最高位。

「素直に嬉しいですね。自分の滑りができたし、すごく楽しかったです。
ただ、(海外選手の)ライディングを見ると、まだまだ差がありますね(笑)」と、冷静に自己を分析しつつも、
今大会に関してはとても満足そうな笑顔で語ってくれた。

また、ロデオ→アッパーデッキというルーティーンを上から下まで連発して5位となった笠原啓二郎、
成績は振るわなかったが、MEN’S顔負けのバックサイドエアをかました“ヅマン”こと朝妻純子、
バックサイドトゥイークとアッパーデッキをトリプルの高さでメイクしてきた吉野満彦のライディングスタイルは、
勝負を度外視したエンターテイメント性に満ち溢れ、大いにギャラリーを沸かしてくれた。

ジャッジングは、前日まで(2本中のベストポイント)とは違い、ジャムセッション方式で行なわれ、
その中のベストラン2本の合計ポイントで順位が決定。

それもあってか、どのライダーも、限られた時間の中で幾度もスキルを発揮でき、
前日までとは明らかに違った最高のパフォーマンス、スタイルを披露してくれる形となったファイナル。

時折突風が時折吹きつけ、目まぐるしく変化するという天候だったにもかかわらず、
SHP脇にビッシリと集まったギャラリーたちの熱い声援が選手達の心強い見方となり、
日本オープン最終日は、最高のコンペティションとなった。 

男子Results 女子Results
1. Shaun White
2. Daniel Franck
3. Guillame Morisset
4. 石原 崇裕
5. 笠原 啓二郎
6. Marco Schwab
7. 山本 真丈
8. 吉野 満彦
9. 橋本 義顕
10. 風間 政輝
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1. Doriane Vidal
2. Fabienne Reuteler
3. Lisa Hegertun Wiik
4. Kjersti Oestgaard Buaas
5. Stine Brun Kjeldaas
6. 吉川 由里
7. 朝妻 純子
8. 下村 優子
9. 今田 冨要
10. 清水 ひさえ
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Big Air at Nippon Open:

Nippon Openのビッグエアー競技は、土曜の男子スーパーパイプ・セミファイナルの後に行われ、
ハーフパイプのボトムに場所どられたビッグエアージャンプは、全ての観客達に見守られた。

天気がイマイチだったのもあり、中止が予想されたがなんとか持ちこたえてくれた。

30人のライダーでコンテストは始まり、12人が予選通過のファイナルヘ、
そしてその12人の中から3人がスーパーファイナルへ進むシステムだ。

スーパーファイナル。
萩原昌明の1本目はバターから大きなcab720を決め、続くギョーム・モリセットと渡辺義文にプレッシャーをかける。
彼らの1本目はそれを上回ることが出来ずさらにプレッシャーが加わった。

2本目の萩原は大きなcab900を見せた。
しかしあいにくにもエッジが少し引っかかってしまった。でもこの時点でまだリードしている。
続く渡辺がFS900でトップに立ちたいところだがメイクしきれなかった。

最後にギョーム・モリセットが大きくてスタイリッシュなFS720を見せ、逆転勝利をもぎとった。

Big Air Results
1. Guillame Morisset
2. 萩原 昌明
3. 渡辺 義文
4. 植村 能成
5. Rube Goldberg
6. Sani Albabic
7. Will Jackways
8. 西 知彦
9. Peter Strom
10. 藤田 真人
11. 土橋 伸吾
12. 小西 隆文

詳しくはPSA公式サイトwww.psa-asia.com まで。

Nippon Openの公式サイトは www.nipponopen-snowboarding.com まで。