amy purdyが銅メダルを獲得した写真

ソチ五輪パラリンピックのスノーボード銅メダリストであるエイミー・パーディ(35)が、義足ながら素晴らしいダンスをテレビ番組で披露し、全米に感動をもたらしたと話題となった。

以下詳細。
エイミーさんはマッサージ・セラピストになる事と、スノーボードを片手に世界を旅する事を夢見る高校生だった。

しかし、不運にも19歳の時、細菌性髄膜炎を患い、医師の助言により両足を膝下から切除する事を余儀なくされた。その他脾臓摘出を行い、腎臓は父親から移植が行われた。

彼女のスノーボードの夢は破れたように思えたが、彼女の精神は強かった。両脚を失っても、諦めることをしなかったエイミーさんは、手術の7ヵ月後にゲレンデに立った。

ところが、転倒のはずみで義足が外れてしまう。普通ならくじけてしまうところなのだが、彼女はこう考えたという。

「適切な義足さえスノーボードができる。」と。そして彼女は、自分の夢を叶えるため、最高の義足を探し求める旅へと出た。

amy purdyのソチパラリンピックでの写真

満足できる義足が無いと分かると、今度は自らが義足をデザインし、それを作り上げてしまったのだ。

その後の彼女の活躍はご存知の通り。2014年、ソチ五輪パラリンピックのスノーボードで見事銅メダルを獲得した。

その彼女が今度はダンスに挑戦したのだ。



彼女はダンスが終わったあとのインタビューにこう答えている。「何かをしようと突き動かされているなら、それに流されてしまえばいい。終わった後で自分がどれだけ出来たか、自分でも驚くはずよ。」

エイミーさんは現在、ボーイフレンドのダニエル・ゲールさんと、非営利団体「アダプティブ・アクション・スポーツ」を立ち上げ、スノーボードやスキーを愛する身体の不自由な人々へのサポートを行っている。

エイミー・パーディがテレビで熱演した心震わすダンスの練習風景エイミー・パーディがテレビで熱演した心震わすダンスの練習風景2

また彼女は肉体的なチャレンジである、パラリンピックとDWTS(ABC系列のテレビ番組「Dancing With The Stars)を終えて、今度は知能的・創造的なチャレンジを求めているのだそうだ。

彼女は現在本を執筆し始めており、結婚式での挨拶や洋服のデザインを考案する予定もある。それに加え、彼女は現在チーム・トヨタのアスリートである。

トヨタは長年彼女の夢を応援してくれていた存在で、彼女自身もトヨタについてこう発言している。

「トヨタは私に移動の為の乗り物をくれて、アダプティブ・アクション・スポーツのサポートをしてくれました。もしこのサポートが無ければ、私は何処へも歩みだすことは出来ませんでした。」

エイミー・パーディがテレビで熱演した心震わすダンス

今年5月22日、エイミーさんのアダプティブ・アクション・スポーツ(AAS)とトヨタは関係をより強固なものにしたようで、2015年にはAAS主催のパラ・スノーボード選手権大会を10か所で開催する事が出来るようだ。

さらにエイミーさんは有能な演説者でもあり、彼女のTED講演も更に人々に勇気をくれた。
(カラパイア)