サマースノーボードキッカーアプローチの工事中の写真村上に夏場用スノボ施設設置へ 県内初、8月完成目指す

ソチ冬季五輪スノーボード男子ハーフパイプ(HP)で銀メダルを獲得した平野歩夢選手(15)=開志国際高・バートン=の地元・村上市で、県内初の夏場用スノーボード練習施設の設置が進められていることが17日、分かった。

同種の施設としては全国最大級の規模になるといい、8月末の完成を目指している。
建設しているのは、同市のスケートボード施設「日本海スケートパーク」を運営する日本海スケートボード協会。

協会は、県内で夏場にHPを練習する施設がないため設置を検討。同市が新たに設けたメダリスト育成のための補助金を活用し、建設を決めた。建設費は約1500万円。半額は市の補助金を充てる。

施設の名称は「サマー スノーボード キッカー アプローチ」。スケートパーク脇の市有地約510平方メートルを協会が借り受け、15日に着工した。鉄パイプを組んで巨大な滑り台のような斜面をつくり、人工芝を敷いて滑走できるようにする。

斜面の終点にはエア(空中技)を飛ぶためのジャンプ台のような部分があり、選手はエアを決めた後、マットに着地する。

高さ約14メートル、全長約46メートル。高度なエアの習得を目指す上級者向けの練習場になる。平野選手ら県内の有望選手が使う予定だ。

協会事務局長で平野選手の父、英功(ひでのり)さん(42)は「地元に練習施設ができることで、スノーボードをさらに身近に感じられるようになると思う。市と協力し、県内からメダルを狙える選手を出せるように支援を続けていきたい」と話している。
(新潟日経モア)