2003年2月22日(土)北海道は真駒内スタジアムにて今年もTOYOTA BIG AIRが開催された。
(気温:マイナス5.0℃ 観客:24,285人)



当初出場予定だったGigi Ruf(ギギ・ラフ)は、同日開催となった木島平のSlopestyleに出場するためキャンセルとなり、
ダニエル・フランクの出場に変更となっている。
結果としてはそれが後にこの大会をもの凄く熱く盛り上げるものとなった・・・。

それと、Andrew Crawford(アンドリュー・クロフォード)から、アメリカのColin Langlois(コリン・ラングロイ)へも変更している。

昼から行われた日本人予選を突破したのはこの4人だ。
(今年は昨年より1人多い、上位4人までが本戦出場となっている。)


Mutsuo Yamaguchi.

日本人予選リザルト:
1位 小西隆文 221pt (BS720ステイルフィッシュ)
2位 戸谷隼人 241pt (BS720ミュートグラブ)
3位 山口睦夫 222pt (FS720メランコリーグラブ)
4位 石川健二 181pt (CAB720インディー)

上記4名を含む16名の選手で本戦が争われ、
海外からは、ソルトレイクシティオリンピック銀メダリストのダニー・キャス、昨年の勝者ショーン・ホワイト、
Air&Style三連覇ステファン・ギンプルら、今年も強豪タレント達が顔を揃えた。

Shaun White. Danny Kass.

前半は雪が降りしきり、板が走らず、WAXとの戦いでもあったようだ。
それでも後半に入ると雪は止み、スーパーファイナルに残ったダニエル・フランク、ステファン・ギンプル、ロジャー・ヘルムスタッドセンらの
これから始まる熱いステージの為への準備は既に整っていた。

スーパーファイナル2ndは文字通りの過去に無いハイレベルな熱い戦いとなった。

しかしステファンは実は予選の1本目で、最近痛めていた右手を再度痛めてしまっていたのだ。
それでいてファイナルでスピンをかまし、さらにスーパーファイナルではいつもの実力を発揮するといった恐るべきものだった。
本人もこれには不思議とスタート台に立つと痛みが消えていたようだ。

今年こそはと優勝を狙うそのステファン・ギンプルがcab900をビタビタにメイクし、高得点264ptを出せば、
ダニエル・フランクは巨匠の意地を見せ軸のずれたBS900で、ステファンを上回る267ptを叩き出す。
これにはステファンも思わずヤラレタ!って顔をしかめた。

Stefan Gimple. Daniel Franck. Rodger Hjelmstadstuen.

後には引けないスピンマスター、ロジャーがここで出したのはやはり1080だった。
2年前のスーパーファイナルでメイクするも、惜しくもギョーム・モリセットのスタイリッシュなBS720の前に敗れているだけに、
何としてもここでもメイクをし、今度こそは優勝を手にしたいところだ。

リップから飛び出し宙に舞ったロジャーは勢いよく3回転まわる。
そしてランディングも見事ににきまり観客達もこれには大興奮だ。

固唾を呑んでスコアボードを見つめるロジャーに下された点数は、今大会最高の271ptだった。
ロジャー・ヘルムスタッドセンの優勝が決まった瞬間でもあった。

昨年の勝者、リトルモンスターことショーン・ホワイトは、途中でバインディングが壊れるなどのアクシデントに見舞われ、
本人にとっては納得のいかないイマイチの結果となってしまった。

日本の平岡暁史は惜しくもスーパーファイナルに残れなかったものの、4位と大健闘した。


Aki Hiraoka.

RANK BIB SURNAME First Name NAT SPONSORS qualification FINAL SUPER FINAL
1st 2nd Qual. 1st 2nd Finals 1st 2nd S.Finals
1 13 HJELMSTADSTUEN
Roger
NOR
HELLY HANSEN
187 209 209 254 188 254 178 271 271
2 10 FRANCK
Daniel
NOR
SALOMON
226 230 230 259 167 259 238 267 267
3 2
GIMPL
Stefan
AUT
F2
206 35 206 186 255 255 261 264 264
4 3 HIRAOKA
Akifumi
JPN
Ride Snowboards
192 150 192 242 172 242      
5 1 WHITE Shaun USA BURTON 236 68 236 241 174 241      
6 7 SOLBERG
JP
NOR
BURTON
207 154 207 214 236 236      
7 11 TOYA
Hayato
JPN
ALLIAN IRC
187 106 187 174 202 202      
8 15
MUELLER
Nicolas
SUI
BURTON
202 134 202 160 110 106      
9 12
YAMAGUCHI
Mutsuo
JPN
RICHMAN 241
145 178 178            
10 14
TARTE Marc-Andre CAN Volkl SNOWBOARDS
171 177 177            
11 4 KASS
Danny
USA
QUIKSILVER 134 169 169            
12 8
SUZUKI
Haku
JPN
SAVANDER
168 68 168            
13 9
BENEDEK
David
GER
SALOMON
156 91 156            
14 6
ISHIKAWA
Kenji
JPN
NIKE/COLLEC
60 145 145            
15 5
KONISHI
Takafumi
JPN GRAY SL
130 98 130            
16 16
LANGLOIS Colin
USA BURTON 48 126 126            

Toyota Big Air公式サイト www.htb.co.jp/bigair/ まで。