山形市蔵王温泉のスキー場で、スノーボーダーが幼稚園児(5つ)に脳挫傷の大けがをさせて逃走するなど、
ボーダーによる事故が多発していることを受け、山形市は18日、蔵王体育館で、関係者らを集め緊急安全対策会議を開いた。
最近の事故の傾向を報告した上で、対策の具体案などについて話し合った。

蔵王スキーパトロール隊や上山市など関係者24人が出席した。
16日に発生した園児の事件のほか、今月上旬、コース脇の木に激突したボーダーが死亡した事故などを報告。

▽家族連れが安全に滑れるファミリーコースの復活
▽注意看板の充実
▽危険個所への防護マット、ネットの設置
― などの対策案が出された。

今後、関係者で協議を詰め、安全策を実現していく。

1月末現在のスキー場利用客は約39万人で、うちボーダーは約9万人。
けが人はスキーヤーが168人、ボーダーは179人で利用人数に対し、ボーダーのけがが圧倒的に多い。
ボーダー23人を含む26人がジャンプ台でけがをしており、「無理なジャンプや自信過剰な滑りが大けがを招いている」との意見も出された。