2003年1月18日(土)〜25日(土)までイタリア・リヴィーニョにてヨーロピアン・オープンが開催された。



■Slopestyle:

スロープスタイルのセットアップはライダー達のリクエストによっていくつか変更され素晴らしいコースが完成された。
ライディングのレベルは凄く高かく、全てのコンペティター達はテクニカルで難易度の高いトリックを見せてくれた。


Jussi Oksanen.

中でも最も印象的だったのはフィンランドのJussi Oksanen(ユシ・オクサネン)だ。
バターからのSW-BS720などをメイクし優勝を手にした。

「オレは今朝、本当にラフだったよ。何もかも良くなかったね。
それでこの日の期待はそんなにしてなかったんだ。気楽にやったよ。
このコンテストは本当に良く、みんなのライディングレベルも素晴らしいものだった。
The Burton European Openは最高で、オレは大好きだよ。」とユシが語った。


Hampus Mosseson.

スウェーデンのHampus Mosseson(ハンパス・モセッソン)はヤバめのトリックを見せて2位に入った。

3位に位置したのはスカンジナビア人のフィンランドライダー、Jukka Eratuli(ユッカ・エラテュリ)だ。
正気とは思えないレールトリックなどのルーティンを見せた。

「今日のスロープスタイルはかなり楽しくライディングさせてもらったよ。
凄くクールなステップアップでオレは表彰台に立てたことに大喜びだよ。」とユッカが語った。


David Benedek.

尚、女子スロープスタイルは開催されていない。

男子スロープスタイルResults
1. Jussi Oksanen (FIN) Burton
2. Hampus Mosseson (SWE) Quiksilver
3. Jukka Eratuli (FIN) Head
4. Jakob Wilhelmson (SWE) Quiksilver
5. David Benedek (GER) Salomon
6. Jaakko Seppala (FIN) Burton
7. Eirik Haugo (NOR) Santa Cruz
8. Markku Koski (FIN) Quiksilver
9. Eero Ettala (FIN) Nitro
10. Annsi Manninen (FIN) Elan
11. Friedl Kolar (AUT) A-Boards
12. Tadej Valentan (SLO) Atomic


■Superpipe:

なんて素晴らしい日だったのだろうか。
ファイナルになると日が差してきたし、ライディングレベルは正に「次のレベル」と言われるもので、
ライダーのスタートリストなんてまるでスノーボードでの「Who's Who」(人名録)のようだった。


Vinzenz Lups.

この日のライダーはドイツ人のVinzenz Lups(ヴィンツェンツ・ラップス)だ。
彼の完璧なライディングセッションはこのゲームを支配した。
ハーコンフリップからFSインバーテッド720ノーズグラブ、大きなスタンダードエアー、カッコ良いマックツイストなど完璧にメイクしての優勝だ。

「オレは昨日まで体調を崩してベッドで休んでたんだ。
大会に出れるのかもわからない状態だった。
この大会はたぶんオレの今までに無い最高にクールなものとなったよ。
ハーフパイプとT.T.Rのチケットを勝ち取ったからね。オレにとって夢が叶ったのさ。」と、ヴィンツェンツが喜びを語った。


Terje Haakonsen.

神様Terje Haakonsen(テリエ・ハーコンセン)は2位に入った。
ヒップから大きなエアーでパイプにドロップインし、彼のトリックバリエーションは素晴らしいもので、
決して他のライダーと同じでは無かった。
最高に綺麗なジャパン・マックツイストを決めると、観客たちは沸いた。
そして先日雪崩で無くなったCraig Kellyに敬意を払うかのように、ケリーエアーも何度となく見せた。

「滑りにくいパイプだったよ。
どのライダー達もそれには頭を抱えているようだったね。
シーズンでもまだ早い。でもこれで良いシーズンインになりそうだよ。」とテリエが語った。

3位に入ったのはErick Haugo(エリック・ハウゴ)だ。
ヒップ越えのマイケルチャック・トランスファーや、綺麗なローテーション、大きなスタンダードエアーでジャッジに印象付けた。

女子ハーフパイプでは、カンディアンのBurtonライダー、Natasza Zurek(ナタスザ・ツレック)が優勝を手にした。
見事なローテーションと大きなエアーはジャムセッション中、常にベストなライダーだった。


Natasza Zurek.

「今日は自分のトリックを出せて、かなり満足のいく結果だわ。
他のライダー達もそうだけど私は本当に楽しかったわ。」とナタスザが語った。

大きなスタンダードエアーと720で2位に入ったのはフランスのDoriane Vidal(ドリアン・ビダル)だ。
3位には、高くて綺麗なローテーションを見せたソルトレイクシティ金メダリスト、Kelly Clark(ケリー・クラーク)が入った。

この彼女たちのライディングレベルは、他のライダーたちと比べると別格だった。

男子スーパーパイプResults 女子スーパーパイプResults
1. Vinzenz Lups (GER) Scott
2. Terje Haakonsen (NOR) Burton
3. Eirik Haugo (NOR) O'Neill
4. Keir Dillon (USA) Burton
5. Martin Cernik (CZE) Quiksilver
6. Iker Fernandez (SPA) Burton
7. Gian Simmen (SUI) Santa Cruz
8. Steve Gruber (AUT) Salomon
9. Miikka Hast (FIN)
10. Xaver Hoffmann (GER) Quiksilver
11. Luke Mitrani (USA) Burton
12. Freddi Kalbermatten (SUI) Burton
1. Natasza Zurek (CAN) Burton
2. Doriane Vidal (FRA) Rossignol
3. Kelly Clark (USA) Burton
4. Elin Holvik (NOR) Rossignol
5. Manuela Pesko (SUI) Volkl
6. Cuca Aranda (SPA) Quiksilver
7. Tina Birbaum (SUI) Roxy
8. Rita Comi (ITA) Quiksilver


■Night Shoot Out:

週末の夜は「Night Shoot Out」と呼ばれるこの巨大ヒップのような新しいビッグエアー競技が熱かった。
Burton European Open最後の男子イベントの為、本当にたくさんの人達でにぎわっていた。
ライダー達はキック・アウト・フォーマットと呼ばれるシステムで競い合う必要があった。
それは予選通過者24名のうち、1位通過者とビリ通過者、2位通過者とビリ2通過者、ect...で争い、
トップ12名を選出するというものだ。
とてもエキサイティングなシステムと観客は盛り上がった。



この夜のライダーは疑いなくオーストラリアの「Beckna」ことThomas Eberharter(トーマス・エバーハーター)だった。
他の誰よりも大きくて高いエアーを見せていた。
いわゆる「決勝戦」の中、バカデカいBS180とBS720といったBecknaの信じられないようなライディングは、
対抗馬であるJoni Malmiに勝っていた。
「なんて素晴らしいイベントなんだ。気に入ったよ。」とBecknaが語った。

フィンランドを代表するJOni Malmi(ヨニ・マルミ)は、SW-BS720をメイクしたがわずかにランディングでずれてしまった。
「最高の夜だね。LIKEじゃなくてLOVEだよ。」と、ヨニが語った。

3位にはオーストラリアのChris Kroll(クリス・クロール)が入った。
明らかに次のレベルへと自分自身をプッシュしていた。



任天堂ゲームキューブ杯ベストトリック賞は、
ゲームキューブの障害物を越えんばかりに飛んだフィンランドのEero Ettala(エーロ・エッターラ)だ。

Night Shoot Out Results
1. Thomas “Beckna” Eberharter (AUT) Nitro
2. Joni Malmi (FIN) Forum
3. Chris Kroll (AUT) Volkl
4. Jakob Wilhelmson (SWE) Quiksilver
5. Paavo Tikkanen (FIN) Endavour
5. Eero Ettala (FIN) Nitro
5. Roger Hjelmstadstuen (NOR) Helly Hansen
5. Joel Strecker (SUI) Duotone
9. Hajime Ishibashi (JAP) Burton
9. Alessandro Benussi (ITA) Santa Cruz
9. Heppu Pentti (FIN) Hammer
9. Iikka Backstrom (FIN) Quiksilver
9. Alex Meffre (SPA) Rossignol
9. Christopher Kavernberg (NOR) Santa Cruz
9. Eirik Haugo (NOR) Santa Cruz
9. Mathieu Justafre (FRA) Rossignol

NINTENDO GAMECUBE Best Trick:
Eero Ettala (FIN) Nitro



Night Shoot Outファイナルが終わると、全ての競技の表彰式が行われた。
テリエ・ハーコンセンはとても評判のT.T.Rのメダルをスロープスタイルの勝者ユシ・オクサネンと、
ハーフパイプの勝者ヴィンツェンツ・ロペスへと手渡した。