25日午前9時35分ごろ、北上市の夏油高原スキー場でコース外の斜面をスノーボードで滑走中の水沢市字新小路31ノ5、
カナダ人男性英会話講師ロバート・カメロン・ハートレイさん(29)が、崩れた雪に押し流され立ち木に衝突、
左太もも骨折の疑いで盛岡市の県高度救命救急センターに搬送された。

近くをスノーボードで滑っていた千厩町の男性会社員(26)も、雪に巻き込まれ腰を打つ軽傷で、県立北上病院に運ばれた。
北上署は関係者から事情を聴くなど、発生状況を詳しく調べている。

調べでは、ハートレイさんは同伴者とともにスキー場北側にある上級者向けのコース中間地点を右側(山頂側)に外れ、
斜度約34度の新雪の斜面を横切った際、雪が縦約80メートル、横約15メートル、深さ約30センチにわたって崩れた。
現場は滑走禁止区域で、コースとの境にはポールが立てられていた。

同スキー場によると、事故当時は吹雪で、積雪は2・8メートルほどだった。
他のスキーヤーらが入らない新雪のコース外を滑る利用者もおり、
荒木啓一営業部長は「安全パトロールなどを行っているが人員にも限りがある。
呼び掛けを徹底し利用者モラルの向上を図りたい」としている。