21日朝から県中南部を中心に降った大雪は、
諏訪地方や松本地方の高速道路でスリップなどによる事故が続発して通行止めが相次ぎ、
松本空港の全便が欠航するなど高速交通網に打撃を与えた。

3連休の初日でスキーなどの行楽客の入り込みと重なり、混乱が広がった。


大雪で閉鎖された中央道諏訪インター料金所では職員が雪かきに追われた=21日午後3時半、諏訪市中洲.

高速道では、茅野市の中央道下り線で午後2時20分ごろ、乗用車など6台が絡む追突事故が発生、二人が軽いけがをした。
事故処理と除雪作業のため、伊北~小淵沢インター間の上下線が全面通行止めに。
下り線は甲府昭和~小淵沢インター間も通行止めになったが、いずれも午後10時、解除された。

一時、閉鎖された諏訪インター料金所前でタンクローリーを停車させていた名古屋市内の運送業男性(43)は、
「これから戻るところだった。今日中に帰りたいが…」と困った様子だった。

長野道は豊科~松本インター間上り線で午後1時すぎ、大型トラックや乗用車など数台が雪でスリップ、
中央分離帯に衝突するなどの事故が相次いで起き、通行止めに。
塩尻インター~岡谷ジャンクション間の上下線も午後2時20分から積雪のため通行止めになったが午後10時、いずれも解除された。

高速道に入れなくなった車が流入した松本、塩尻市内や南安曇郡豊科町内などの国道19号は買い物客らの車と合わせ夜まで渋滞した。

諏訪地方を中心に倒木による停電も相次ぎ、茅野市で計1200戸、諏訪郡富士見町で700戸、同郡原村で800戸が停電した。
諏訪市では午後5時20分ころから約40分間、400戸が停電した。
北佐久郡軽井沢町でも約千300戸が約4時間、停電した。

JRは塩尻駅で雪のためポイントが切り替わらなくなり、中央東線の各列車が十分程度遅れ、
小海線で下り列車1本が約30分遅れたほかは、新幹線を含め平常運行された。
(信濃毎日新聞より)