菓子メーカーのシャトレーゼが八ヶ岳ザイラーバレースキー場及び関連レジャー施設を総額2億円で買収した。



(山梨日日新聞より)
菓子メーカーのシャトレーゼ(東八代郡中道町下曽根、斉藤寛社長)は、
長野県南佐久郡川上村の「八ケ岳ザイラーバレースキー場」を中心としたレジャー施設を買収し、
今秋から「シャトレーゼリゾート八ケ岳」として経営に乗り出した。

同施設はゴルフ場を手掛ける総武都市開発(東京)が1989年にオープン。
しかしスキー人口が減少するなど収益環境がひっ迫、運営していた同社子会社は民事再生法を申請している。

シャトレーゼは施設のリニューアルを計画中で、スキーセンターに菓子の工場直売店やレストランを整備し、通年営業で集客アップを図る。
シャトレーゼは完全子会社、シャトレーゼリゾート八ケ岳(斉藤社長)を設立し、総武都市開発の子会社、
アルパインカントリークラブ(本店東京)から2億円で7月下旬に買収。

対象はスキー場をはじめゴルフコース、ホテル、ロッジ、居酒屋などの地上物件。
土地は賃借のため地元の林野保護組合と再契約を結んだ。

シャトレーゼ本体からは支配人ら三人を派遣。従来の従業員約30人も大半を継続雇用。
現在は今シーズンのスキー場オープンに向けスキーセンターや居酒屋のリニューアルに着手。

同センター内に菓子の工場直売店や中華料理レストランなどを設けるほか、
居酒屋は北海道直送の魚介類を提供するよう準備している。

またホテル客室やゴルフ場クラブハウスも来年3月に改装工事を施し、春以降の集客に備える。
スキー場はオフシーズンもリフトを稼働させ「1年を通じて楽しめる施設にする」(斉藤社長)という。
初年度売上高は10億円を目指す。

シャトレーゼは2000年春に北海道栗山町のゴルフ場を買収、改装オープンしたのをはじめ、
昨年夏には都留市法能のゴルフ場経営権を引き継いだ。

今年3月には札幌市のリゾート施設「テルメリゾート」を買収、
「ガトーキングダムサッポロ」としてホテル内にプールや菓子直売店などを設け運営している。

斉藤社長は「格安で経営権を引き取ったため利用料金の見直しも行い、気軽に利用できる施設にしたい。
菓子の素材を調達するエリアにも近く、食の安全性をアピールする拠点として活用したい」と話している。

シャトレーゼ・スキー・リゾート八ヶ岳の公式サイトは www.sailervalley.co.jp まで。